ネット社会が成長するのにともない、メジャー化してきたアプリによる出会い。でもまだ、「使うにはちょっと勇気がいる」という人も多いのでは? ここでは、そんなみなさんに恋活の手始めとしておすすめしたいアプリを、2回にわたって紹介します。

第1回は、コスモポリタンでも女子たちのリアル体験記を連載中「Tinder」。日本で注目を浴び始めた2014年当初は外国人ユーザーがメインだったようですが、最近では日本人ユーザーの数もどんどん増加しています。

まずは、このアプリの魅力について。

■無料で使える

使用料は基本無料。有料版(※詳細は記事の後半で)もありますが、私が使った感覚では無料版でも十分出会いが探せます。

■近くの人を探せる

一般的な婚活アプリは、相手を探すときに都道府県や市町村など大きなくくりで絞りこむ場合が多く、いざメッセージの交換を始めても「思ってたより家、遠いがな!」というケースが。TinderはGPS機能と連携させて「自分が今いる場所から●キロ以内」で設定するので、すぐ近くにいる相手を探すことができます。

■気軽に始められる

有料の婚活アプリは、お金を払っているぶんユーザーの"真剣度"もちょっと高め(な気がする)。その点、無料のTinderは恋愛以外にも「友だち探し」「交流を広げたい」「外国人ユーザーと出会って英語を上達させたい」など様々な目的の人がいるので、身構えずに始められます。ちなみに、「セックスしたい」という人も多いと言われているので、相手を見極めてからメッセージしたり会うなりしましょう。

では、実際に使ってみましょう!

1.アプリをインストール

アプリ(iOS版Android版)を入れるだけで、簡単に始められます。Facebookのアカウントと連携してログインするため、Facebookを使っていない人はあらかじめ登録しておきましょう。

2.プロフィールを編集

アプリにログインすると、自動的に自分の位置情報を認識して、周辺にいるユーザーが表示されます。同じように相手に見せるプロフィールを登録していきましょう。

(※画像はすべてバージョン5.0.2の画面です)

ティンダー画面1
via Tinder

画面左上のメニューアイコン(ヒト型)をタップすると、プロフィール画面が表示されます。そこで「プロフィールを編集」をタップします。

ティンダー画面2
via Tinder

写真はFacebookから取り込むことも、カメラロールから選択することもでき、6枚まで掲載可能。写真を選んだら、自己紹介文を登録しましょう。写真や自己紹介は空欄のままでも利用できますが、登録したほうがマッチ率が上がるようなので、なるべくしっかり登録するのがおすすめ。会社名や学校名などは、Facebookに登録している情報が自動的に表示されます。もし相手に見せたくないようであれば、表示させない設定も可能です。

ちなみに、Facebookと連動しているので(自分の友だちには表示されない)、共通の友だちやグループがなんとなくどこか分かるのもいいところ。

3.ユーザー設定

続いて、プロフィール画面の「設定」をタップ。

ティンダー画面3
via Tinder

探している相手の性別、年齢、距離はここで設定可能。「ディスカバリーで表示」をオンにすると、あなたのカードが相手の画面にも表示されます。

4.いざ、スワイプ!

使い方はいたって簡単。画面に表示される相手の写真を見て、「アリ」と思ったら右にスワイプ(またはハートアイコンをタップ)、「ナシ」と思ったら左にスワイプ(または×アイコンをタップ)するだけ。相手のプロフィールや位置情報を見たいときは、画像をタップすると表示されます。

ティンダー画像4
via Tinder

超気になる相手を見つけたときは、「スーパーライク」(上にスワイプするか、右下の青い★アイコンをタップ)を使ってみるのも手。「スーパーライク」は無料版だと1日に1回しか送れない、まさに"渾身の1発"なので、相手により強くアピールすることができます。

5.相手とマッチしたら…

マッチが成立すると、相手とのメッセージ交換が可能に。気になる相手からメッセージが届いたら、まずは気軽に言葉を交わしてみては? もちろんあなたから送ってもOK!

【有料版は何が違うの?】

Tinderには有料版の「Tinder Plus」なるものも存在します。有料版にすることで、

・間違って左にスワイプしてしまった相手を、引き戻して再検討できる

・無料版では最大160kmの距離設定が無制限となり、世界中のユーザーとマッチング可能に

・「スーパーライク」を使える回数が増える

・広告が表示されなくなる

などのメリットが追加されます。

【おすすめの使い方】

私は最初、距離を25キロ(自宅から東京23区全体をカバーできるくらいの範囲)に設定し、連日右手が筋肉痛になるほどスワイプしまくったところ、スワイプし尽くして対象年齢の男性が表示されなくなるという不測の事態に! "左にスワイプした相手は二度と表示されない"と聞いていたので、ユーザーの増加を待つため一時使用を中断。その後ユーザー仲間とあれこれ検証したところ、実際に会うことを考えると5~10キロの範囲に絞って使うのが個人的にはベスト、という結果に。色んな場所で開くことで、過去に左にスワイプした相手が再び表示される場合があることも発見し、今は無料版でも十分快適(?)に使えています。

ただし、アプリでの出会いにおける安全性は自己責任。信頼できる相手かどうかしっかり見極めて、楽しい恋活ライフを送りましょう。

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