SHIHOさん(仮名)の場合(26歳、インテリア販売員、シングル)

※取材を基に製作しているノンフィクションストーリーです。

×月△◎日

海外をよく旅する友達から、「このアプリ、手軽だよ~」と教えてもらってから使い始めたTinderは、カジュアルなデート相手を探したい時に活用してる。使い始めて約1年ぐらいかな。定期的にチェックして、「いいね!」は割と押しているから、マッチングしたお知らせが届いた時、ちょうど時間があるなら会ってみるって感じ。

ただ、今日は、明日から海外旅行に出かけることもあって、メッセージが届いたフランス人の彼とは会うつもりはなく、「ごめんね。明日から旅行に出ちゃうから、また!」と、メッセージを送信。すると、「フライトは明日の何時?」「午後なら、今夜は会えるよね」と。そう言われると、「確かに会う時間あるじゃん」と思っちゃって、結局彼と会うことに。

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彼、アンリ(仮名)は、おしゃれさはもちろん、どこかかわいらしくもあり、そして、なによりセクシーだった。とても魅力的な30歳。貿易関連の仕事をしているらしい。丸の内のバーで会話を楽しんでいたら、彼が宿泊しているホテルへ移動して飲み直そうと。実は、彼と会った時から、「セックスするのもありかな」と思っていたから「OK!」。

渋谷にあるホテルに着いたら、アンリが寝ようとするから、「いや待って。なんで寝るの? しようよ」と、する気満々だった私からお誘い。アンリは上半身が盛りっとしていて、服を着ててもセクシーだけど、脱いだらもっとセクシー。いざ始めてみると、寝ようとしていたのが嘘かのように彼に火がついて、お互いのテクニックを披露しあうほどスパークしちゃった。私は彼の上でクルクル回り、彼は私を持ち上げ…。まさかの4ラウンド展開! ふたりともがクタクタになった時にはすでに朝の4時を回っていたという(笑)。

「あ~午後からフライトだ~」と思いながら、少し寝てからアンリとはさよならした。

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もう会わないだろうと思っていたけど、後日、アンリからメッセージが届いた。「こっち(仕事の拠点となっている上海)に遊びに来なよ」と。その国に興味があったというのもあるし、タイミングよく連休だったから、思い切って23日で遊びに行くことに。

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Getty Images

滞在中、アンリがずっとアテンドしてくれて、昼は街を散策し、夜はセックス。部屋から見える景色を眺めながらのセックスはいい感じだったな~。

まるで恋人みたいに過ごしていたから、理解が深まっていって気持ちが芽生えてもおかしくはないけど…。彼との恋愛は考えられない! だって、アンリはあまりにもセクシーすぎる。恋に落ちちゃったら、自分が依存してしまいそうで怖い。なのに、彼が本気モードに突入しちゃったみたい。もし、彼が日本にいたら、頻繁に会ってるだろうから、彼が日本にいないことも幸いかも。今は、ほどよい距離感を保って様子を見てみよっと。

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Tinderとは......ティンダー=燃えやすい。位置情報を使ったマッチングサービスアプリ。

同じエリアでこのアプリを利用している人を結び付けてくれる新感覚の交流アプリとして多くの国で利用されている。完全無料/自分の周辺に住んでいる異性と出会える/外国人ユーザーも多い/マッチングしない限りメッセージを送れない、という特性から、日本でも女性が安心して使える。(ただし、100%安全とは言い切れないので、自己責任で使うことが大切)。

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