コスモポリタン アメリカ版の人気男性ライターが、女子の悩みに本音で答える相談コーナー。今回の相談者は、女性に魅力を感じながらも、自分がレズビアンか分からずに悩んでいる女子。

Q13歳のとき以来、女性に対して友情以上の感情を持ち続けてきましたが、他人からどう思われるかが怖くて、今まで恋愛感情をかき消してきました。ところが、最近になってようやく、自分は女性と性的関係を持ちたい、または交際したいかもしれないという願望を自覚するようになりました。とはいえ、同性の人といかなる性的関係を持ったこともないのに、自分が100%レズビアンであるという確信はどうすれば得られるでしょうか?

Aこれはとても奥が深い質問。なので、君が絶対的にこうであると断言することはできないと思う。とはいえ、そもそも自分はこうだと100%確信を持つことは不可能に近いことであり、一生で一度も確信が持てない人もいる。君がこのような単純過ぎる答えを望んでいないことは十分に承知しているんだけどね。「このステップを踏めば、答えが出る」なんていう裏ワザなども存在しない。

でも、1つ、はっきり言えることがある。君は、「自分が100%レズビアンであるということはどうすれば分かるのでしょうか?」とたずねたけど、君の性的関心について言うと、「自分は◯◯であるべき」ということよりも、「ありのままの自分は◯◯である」ことが重要だということ。

僕たちが住む社会で、性別は男か女かの選択肢しか与えられてこなかった。誰もがどちらか1つを選び、選んだ方のグループにふさわしくいることが求められている。しかも、自分が属するグループからは、自分対友人、家族、そして他人との関係を築く上で多大なプレッシャーがのしかかる。きっと君なら共感できると思う。でも、君はまだ若く、これからの人生も長い。ときに、自分が本当に欲しいものが分かるまで、何十年もかかる場合もある。でも、それは悪いことでも何でもない。他人が君に対して「こうあるべき」だと考えていることなんて、一切無視すること。そして、自分が欲しいものがはっきりするまで、好きなだけ時間をかければいい。

君が異性愛者か、同性愛者か、両性愛者か、またはそれ以外のタイプであることが分かるのはもうすぐかもしれないし、ずっと後になるかもしれない。答えられるのは君しかいない。それが知りたければ、女性と男性の両方と付き合う必要があるかもしれない。つまり、僕が言いたいことは、確信が持てなくても一切、心配する必要はないということ。逆に言うと、分からなくて当然。(他人がどう思うと関係なく)自分にとって何が自然だと感じるかが分かるまで、様々な可能性を残しておくことも、大人になる過程の一部だと言えるのだから。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Rubicon Solutions, Inc.

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