「カミングアウト」の前に、私が知っていたかった8のこと

「あなたの味方になってくれる人は、必ずいる」

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自身の性のアイデンティティについて公表するか否かは、性の多様化が広まる現代においても、LGBTQを悩ませるデリケートなテーマ

そこで、NYでライターとして活躍するニコール・ボイスさんが綴った、自身のカミングアウトの経験に基づくアドバイスをコスモポリタン アメリカ版から紹介。

カミングアウトしようかどうか迷っている人は、経験者であるニコールさんの言葉の中に、何かヒントを見出せるかも。

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自分が本当にゲイであることを認識したのは15歳の時で、それを受け入れることはこれまでの人生において、もっとも大変なことだった。

「自分がゲイだと始めから知っていたら良かったのにと思う。14歳までそんなことは皆目検討もつかなかったから。もし4歳くらいで分かっていたら、女の子用の服に親がかけてくれた莫大な金額もだいぶ節約できただろうに…って。

でも当然そう簡単にいくわけはなく、自分が本当にゲイであることを認識したのは15歳の時で、それを受け入れることはこれまでの人生において、もっとも大変なことだった。『ゲイのあり方』とか『カミングアウトの方法』なんて誰も教えてくれないし、そういうのをポップカルチャーとして表現してくれていたのは当時ドラマの『glee/グリー』くらいで、それでも私がカミングアウトしたのは(登場人物の)カートよりも先だった。そんな自分が、誰かが教えてくれていたら楽だったのに…と心底思った8つのことを、私と同じような苦しみを抱いている人を少しでも救えたら…という思いから、シェアしようと思う」

I GOT SUPER PARANOID ABOUT PEOPLE HAVING MY PHONE NUMBER SO IM REPOSTING

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1."セクシャルマイノリティはこうあるべき"というルールはない

「『セクシャルマイノリティとは』みたいな解説マニュアルでもあったら楽なのにな、と思うことが時々ある。例えば、ある女の子が友達になりたがっているのか、彼女になりたがっているのかの判別の仕方とか、遠い親戚にカミングアウトする方法とか、(カミングアウトのお祝いに食べる)レインボーレイヤーケーキの作り方とか。でも"ゲイとして生きる方法"を教えてくれる教本は1つもないのが現状。ゲイとしての行動規範なんて存在しないし、それゆえ誰かから教われるものでもない。ただただ、自分自身のあり方がそのまま答えになるのだから、つまり逆を言えば、"間違ったゲイのあり方"というのもないということ」

2.ゲイかどうかを確かめる方法もない

「これは本当にあった(恥ずかしい)話だけれど、中学1年の時に学校である女子が『私たぶん20%くらいゲイなの』って言っているのを盗み聞きして、それからしばらくは医学的な検査か何かを受けたら、自分がどのくらいゲイなのか(パーセンテージで)測れると思い込んでた。それくらい自分は無知だった。だからどうか私のようにはならないで欲しい。自分のセクシュアリティを知っているのは自分だけ。それはとても個人的なことである分、自分で自分を認めてあげられれば安心感を得られるかもしれない。ただ、感情を抑え込んでしまう私のようなタイプの人にとっては、苦しい側面もあるかもしれないけど」

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3.準備ができるまで、無理してカミングアウトしなくてもいい

「メディアでは、多くの場合カミングアウトが『第2の人生の始まり』かのように描かれているから、自分も早くそうしなければいけないというプレッシャーを感じる人も少なくないはず。でも正直、カミングアウトするのに安心で安全な環境だと思えないのなら、する必要はないと思う。周りにゲイかどうかを聞かれても、答える義務もないし、そもそもそんなこと聞いてくる方がおかしい。自分の身の安全を守るために秘密を持つことは何ら悪いことではないし、自分のセクシュアリティは自分自身の問題であり、他の誰のものでもないんだから」

4.カミングアウトにおいて、周りの反応は様々

「私のために心底喜んでくれた人もいれば、どうでも良さそうな人もいたし、(私の場合だけかもしれないけれど)『あ、それ知ってた…』という反応をする人も多かった。私が知る前に知ってたなんて…じゃあ言ってくれれば良かったじゃん! それ早く知りたかったわ!ってツッコミたくなったのはさておき、いずれにせよ人は自分自身の経験によって色々な反応をしてくるワケだから、周りの反応を想像して不安になったりするのはあまり利口なことじゃない。私が今までにもらった一番のアドバイスは、『ただ言うべきことを言って、それからのことは起きてから考えればいい』というもの」

5.自分が思っている以上に、周りにはLGBTQの人が大勢いる

「セクシャルマイノリティの人は、自分の生活環境内にはそれほど存在していなくとも、本当はそこら中に大勢いる。私の学校では、私が唯一そうだったから、自分だけが…と思うと怖かったけれど、オンラインで同じ境遇の人と出会ったり、LGBTQのためのイベントに行くようにしたりしてから、自分自身の見方が180度変わった。TVや映画でセクシャルマイノリティのセレブを見ているだけでも、自分に自信が持てるような気がした。そういった同様のタイプの人たちのコミュニティに身を置くことは、心地いい環境を作る一番の得策かもしれない」

6.子どもの頃謎だった出来事が、少しずつ紐解かれていく

「カミングアウトしてから、私も色々なことがクリアになった。昔 "親友になりたくて仕方なかった"女の子のことを実は好きだったんだと気づいたり、男子と話すことに何も感じなかった理由が分かったり、ファッションショーを見るのが好きだったのは"ファッションに興味があったから"ではなく、モデルさんたちに惹かれていたからだと知ったり。自分はゲイではないと自分自身に言い聞かせるために、自身の中で起きていたあらゆる脳内変換を思い返すと、自分でも驚くほど。でもカミングアウトすると、そういった謎が11つ解けていくのを実感する」

7.世のレズビアン映画の5割はリアリティがない

「どうしてああいった表現方法になってしまうのか分からないけど、これは悲しい事実。納得がいく作品に出会うには、自分で映画を作るしかないのかも」

8.あなたの味方になってくれる人は必ずいる

「あっさりカミングアウトできる人もいれば、それがこの世で一番難しいことだと感じる人もいる。人生が変わるわけだから、怖くて当然。でも、万一近しい家族や友人に受け入れてもらえなくても、この世にはあなたの味方になってくれる人が必ずいることを忘れないで欲しい

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN US

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