従来から使われていたレズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシャル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)に、クィアや自分の性別や性的志向に疑問を持っているクエスチョニング(Queer/Questioning)、そしてそれらに分類しきれないセクシャルマイノリティの人々を表す「+」を加えた「LGBTQ+」。今回は、世界各国のLGBTQ+たちに、どんな人に惹かれ、どんな恋愛を楽しんでいるのかを「コスモポリタン」が直撃!
理想の恋人像/一緒に人生を冒険できる人
テクノやエレクトロなどの曲を流すDJとして、パリのクラブを中心に活躍しているオブリーさん。フィットネスジムに向うところを快く取材に応じてくれました! ワクワクすることが大好きという彼は、パートナーにも冒険家 な人を選ぶ!?
「恋人には、僕と違う分野のクリエイティブ業界で働いていてほしいな。たとえば、建築や写真など違うアートを追求している人とか! そしてユーモアのセンスがたっぷりあって、一緒に人生を冒険できる人がいいんだ。実は、1ヶ月前に別れた元彼がそういう人だったんだよね。次の彼とは、一緒にジムに通ったり、Netflixでドラマ鑑賞したりしたいな」
理想の恋人像/心が繋がっていると感じる人
10代でパリに移り住んだ時、「これこそ愛と自由の街だ!」と感激したというクレメントさん。実は現在、自身の恋愛経験を基に、パリのゲイライフに関する小説を執筆中。「とっても複雑」という本の内容も気になるけど、彼が惹かれる相手も気になる♡
「特にないかな。別に、ミスター・ビッグ(『セックス・アンド・ザ・シティ』の主人公キャリーの恋人)のような完璧な人も求めてないよ。タイプなんかじゃなくて、"愛"を感じられるかだけが大切だよ。多様な文化が織り交ざるパリでは、自分自身がどういう人間で、日々どんなことを感じていきているかが重要視されるんだ。だから、この街にいると心と心で人と繋がることに価値を感じるよ」
理想の恋人像/笑いも涙も分け合える人
仕事のランチ休憩中に、街角にある小さな公園で新聞を読んでいたイヴォンさん。「コスモポリタンに掲載されるなんて嬉しいよ!」と微笑みながらインタビューに応じてくれた紳士です♡ シックな雰囲気の彼には長年交際している恋人がいるみたいだけど…、いったいどんな人?
「何よりもユーモアに溢れて、優しい心を持っている人かな。彼が持つ独自の魅力で、僕の心を惹き付けてくれたときにはじめて恋が始まると思う。そして、人生の中の時間を一緒に過ごすんだから、笑いも涙も含めて多くの感情を分けあいたいね。実は、そんな最高のパートナーと連れ添って今年で12年目なんだ」