MIKUさん(仮名)の場合(29歳、公務員、彼氏なし)
※取材を基に製作しているノンフィクションストーリーです。
×月△◇日
友達にすすめられてTinderをはじめてみたものの、私はスーパーライクが届いたらチェックする程度のライトユーザー。スーパーライクは1日1回しか使えない機能だから、そんなにたくさん届くわけではないけど、父親に近いぐらいのおじさん、同世代のアメリカ人から届き、意外とスーパーライクしてくれるんだと思っていた。その中でも、2歳年下の翔くん(仮名)とは、なにやらいい感じ♪ まぁ、いい感じと言っても、決してロマンティックな雰囲気ではないけどね。
翔くんからは、「特に彼女を欲しているわけではない」とか、「マッチングアプリを使ってる女性はちょっと怖いですよね」とか…Tinder利用者とも思えない発言ばかり。でも、そんなネガティブさがおもしろくなってやりとりを続けていたある日、突如、「ランチに行きませんか?」と誘われて、逆にこっちがびっくりした(笑)。お互いお肉が好きだから、焼き肉ランチを約束。
そのランチで、彼女を欲しているわけではない理由が発覚! 翔くんは建築関係の事務所で働いているけど、転職しようかと悩んでいるらしく、仕事で悩んでいる時は自分に自信を持てないから、そんな時に彼女を作ることは考えられないらしい。じゃ、なんでマッチングアプリを使ってるのって感じだったけど、「MIKUさんと話をして、すっきりしました」と笑顔を向けられた翔くんにはなにも言えなかった…。
私は、空気が読めてない感をおもしろがっているから、ロマンティックさがなくても全く問題ないけど、本気でパートナー探しをしている人も多いから気を付けてねと思いつつ、Tinderには、不思議な人との出会いがあるからやめられないんだな~と改めて実感したランチデート、改め、ランチ会でした。
Tinderとは......
ティンダー=燃えやすい。位置情報を使ったマッチングサービスアプリ。
同じエリアでこのアプリを利用している人を結び付けてくれる新感覚の交流アプリとして多くの国で利用されている。
完全無料/自分の周辺に住んでいる異性と出会える/外国人ユーザーも多い/マッチングしない限りメッセージを送れない、という特性から、日本でも女性が安心して使える。
(ただし、100%安全とは言い切れないので、自己責任で使うことが大切)。
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