恋人といるのがストレスで、体調まで崩した…という経験、したことはありますか? そんなとき人は、自分だけがツイてない、周りはみんな幸せそう…と思ってしまうかもしれないけれど、コスモポリタン アメリカ版によると、実はこういったストレスを感じる人は、少なくないのだとか。

イギリスの慈善団体<リレートが行った最新の調査によると、世のカップルたちは私たちが思っているほど幸せではない様子。全英2万人以上を対象としたこの調査では、5種類のデータに分類して、大人の恋愛関係におけるストレスを分析。調査参加者に、「どれくらいの頻度で別れようと思ったか」、「ケンカの頻度は?」、「どれくらい不幸だと思ったか」などを尋ねたところ、約5人に1人(18%)が自分たちの関係について"苦痛だ"と感じていることが明らかに。

では、"苦痛な関係" とは、どんな状態を指すのか? 調査内容によると、それは「深刻な問題を抱えており、(例えば高血圧やうつ、心臓疾患など)医学的に見ても悪影響がある恋愛関係」だそう。

また、分析によると、回答者の9.2%が離婚や別れをたびたび考え、10.4%が結婚や同棲をたびたび後悔し、6.8%がしょっちゅうケンカしているのだとか。

<リレート>の調査官であるデイビッド・マージョリバンクス博士がハフィントンポストで述べたところによると、この結果は「控えめに見積もったもの」だそう。というのも、「恋愛関係におけるストレスの定義がまだあまり明確ではなく、分類に誤りがある可能性があるため」なのだとか。

マージョリバンクス博士はこの調査を経て、子どもたちのことが気がかりだと感じているよう。子どもにとって、両親の関係が良好であることはとても重要。こうした調査を参考に、「リレートは誰もがよりよい関係を築くための支援を行っていく」とのこと。

ところで、気になるのがこの<リレート>という団体。Relate(関係がある、つながる)という名称からもわかるように、人間関係の改善に向けて、主にカウンセリングサービスを行う、70年の歴史を持つイギリス最大手のカウンセリング・チャリティー団体なのだとか。この団体では、なんとカウンセリング・ギフト券を結婚祝い用として発売。相談内容は不特定で、結婚生活全般から離婚に至るまで、あらゆる相談に乗ってくれるそう。カップルが順調な結婚生活を送るために考え出されたというこのギフト。徐々にカウンセリングが根づきつつある日本でも、近い将来、広まるかもしれませんね。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

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