寝る間を惜しんで見てしまうほど、エディターたちがハマった「海外ドラマ」。ガールズドラマに政治ドラマ、韓流ドラマなど幅広くご紹介! これであなたもきっと夜更かししちゃうはず…!?
『スーツ』
弁護士と経歴詐称している、天才青年の行く末は…?
ニューヨーク・マンハッタンのビジネス街。祖母の入院費のため、ドラッグの運び屋として稼いでいたフリーターのマイク( パトリック・J・アダムス)。取引先のホテルで、麻薬取締官に見つかり逃げ込んだ場所は、トップレベルの実績を残すピアソン・ハードマン法律事務所がホテル内で行っていた新入社員面接。そこでアソシエイト募集の面接を受けることになってしまったマイクは、ニューヨークきっての敏腕弁護士ハーヴィー( ガブリエル・マクト)に出会う。ハーバード大学のロースクール出身者しか雇わない事務所だったが、ロースクールの替え玉として試験を受けるなど、マイクの天才的な頭脳と素晴らしい記憶力に圧倒され、ハーヴィーはマイクをアソシエイトとして雇うことに…。
『ママと恋に落ちるまで』
仲良し5人組が贈る、ほっこり系コメディ
2030年、主人公のテッド( ジョシュ・ラドナー)は、自分の娘と息子に"ママ"と出会って恋に落ちるまでの話をすることに。
遡ること25年前、友人3人に囲まれ楽しく過ごしていたテッドだったがルームメイトのマーシャル( ジェイソン・シーゲル)が恋人のリリー(アリソン・ハニガン)にプロポーズをすると決心…!それに感化されたテッドは、人生を共に歩む人を見つけたいと強く思い、マーシャルがプロポーズしている間に女ったらしのバーニー(ニール・パトリック・ハリス)とバーへ。それから運命の女性である"ママ"と出会うまでに、彼には色々なことが起きていく…。
HIMYM好きに悪いやつはいない
主人公テッドが、邦題通り『ママと恋に落ちるまで』を自らの子どもたちに語るという切り口で進行していくシットコムドラマ。ところが一向にママが出てこない! 気づけば子どもたちは、9シリーズ(2005~2014年)およそ9年にわたって話を聞かされるはめに…。しかもトイレも行かせてもらえずに!
舞台がニューヨーク、愛さずにはいられない個性的な男女5~6人の仲良しグループが主役、集合する時は行きつけのバー/カフェで、台詞まわしが分かりやすい…など、「フレンズ」と共通点が多いのも特徴。また、人気シリーズだけあって、有名人のカメオ出演も見どころのひとつ! ブリトニー・スピアーズ、ケイティ・ペリー、ジェニファー・ロペス、キム・カーダシアンまで…豪華すぎ。
誰のことも傷つけず、どのエピソードも後味の良い終わり方をしてくれるので、自分の気分に悪い影響を与えず安心して観れるのも良いところ。海外の人と話していても「HIMYM好きに悪いやつはいない!」と、よく話題に上がる作品です。
(ジュニアエディターERINA)
『フィフティ・シェイズ』より官能的な女たちの世界
たまたまテレビで見かけたが最後、その刺激的なテーマにどっぷりハマってしまったのが「Lの世界」。LGBTQ+の女性たちを巡る恋愛模様が描かれているんですが、もうそれはそれはドロッドロ。「いや、ありえないでしょ!」とツッコミたくなるシーンもあるけど、妙にリアルなのは、制作クルーやキャストの一部が実際にLGBTQ+の当事者だから。コミュニティ化しているため、セットを離れても仲良しというのもファンにとっては嬉しいポイントかと。ちなみに『フィフティ・シェイズ』なんて目じゃないくらいセクシーシーンが多く、特にケイト・メーニッヒは、そんじょそこらの男性では太刀打ちできないくらいエロかっこいい。自分が勝手に口説かれてる気分になって、画面の前で赤面するとかザラです。という訳で、リビングで家族と…っていうドラマではないので、夜中にひとりで観るが吉。
(ジュニアエディターERINA)
権力のためなら手段を選ばない、破天荒すぎる夫妻に釘付け
視聴データからヒットの傾向を分析して作られたドラマとして話題
なんといってもこのドラマ、フランク&クレア夫妻が怖すぎる! 必要とあらば殺人も犯すし、
(マーケターRISA)
『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』
歴史は変えざるべきか? 未来を知る人間の選択
恋人と友人に裏切られ、失意のどん底にいた化粧販売員のコ・ハジン(IU)は、湖に落ちた子どもを助けようと飛び込むが溺れて気を失う。そしてハジンの魂が目覚めた先は、高麗時代のヘ・スという女の子だった。初代皇帝ワン・ゴンが治める世で生きることになったスは、皇子たちと親しくなっていき、第8皇子のウク(カン・ハヌル)と惹かれ合う。一方、第4皇子ソ(イ・ジュンギ)の素顔に触れて距離を縮めていくうちに、ソが残虐な第4代皇帝の光宗になることに気がつく。スの手で歴史は変えられるのか…?
毎週月曜~金曜 8:15~9:11 テレビ東京にて放送中!
乙女ゲーム的展開かと思いきや…裏切られる歴史スペクタクルドラマ
前ページで見てくださいましたか? タイトルとビジュアル。これだけを情報として得た時、乙女ゲー設定だと確信。映画『王の男』以来イ・ジュンギに惚れ込んでいる私は「主役なら主人公とラブラブになるはず♡」と鼻息荒く観始めたら、全然違いました。花萌ゆってない、とは言いません。だって見目麗しい皇子様たちの初登場シーンが入浴場です。胸元はだけまくり。そしてタイムトラベルしてきたハジンはその浴槽から出てくる。「くせ者!」みたいになって大慌て。前半はそうやって、現代からやってきて右も左も分からないス(ハジン)を取り巻くバタバタで過ぎていく…ように見えるだけ。皇位継承の争いがどんどんシリアスになっていくんですが、「あ、あの時あんなこと言ってた」「そういえば、あんなシーンがあった」みたいな感じで、伏線が張り巡らされていたことに気がつくはず。もうね、その回収が見事です。無駄なシーンやセリフはひとつも無い。最後まで一気に観たものの、すぐに1話に戻りました。ここが、あのシーンにつながるんだ…このセリフを聞いたその表情は、ああいう心情だったのか…みたいに噛み締めながら2度3度観てしまう! 蓋を開けたら、重厚に練り上げられた歴史劇。まばたきするのも惜しいですよ!
(ジュニアエディターMOEKO)