友だちといっしょに旅行に行きたい! 銀行口座の残高を確かめて、Instagramで色んな人のホリデー写真をスクロールし、パッキング術のサイトもブックマークしなくちゃ! でも、まず始めにやるべきことは、旅行のプランニング。わくわくするような旅になるのか、がっかりするような旅になるのか、ここで決まると言ってもいいかもしれません。

そこでコスモポリタン アメリカ版が、週末3日間の楽しい旅行を計画してくれる旅行会社<Pack Up + Go>の創業者であるリリアン・ラフソンCEOに、旅行準備の極意を聞いてきました。ラフソンさんが教えてくれた、友だちとの旅行を計画する前に、ちゃんと確認しておくべき8つのポイントをチェックしてみて!

1.睡眠の取り方はどんな感じ?

「朝起きたらまずランニング、それから朝食を作って1日を始めるの」。あなたの目覚まし時計が鳴る前に、こんな生活をしている友だちと旅行に行こうとしてない? 逆に、あなたの平均睡眠時間が6時間なのに対し、「8時間は寝ないとダメ!」という友達だったり…? お互いにどんな睡眠の取り方をしたいと思っているのか、まずは正直に話し合ってみること。睡眠の習慣が違っていても、観光する人と昼寝をする人に分かれて行動するなど、いっしょに旅することはできるはず。でも、誰かがいきなりひとりぼっちにされるようなことは避けたいですね。

2.どんなお金の使い方が好き?

みんなで集まる夜は、ワインをボトルで頼んで割り勘にするような仲間でも、旅行中のお金に関してはちょっと違ってくるかもしれません。為替レートや様々な手数料を計算に入れなくてはならないし、毎日の散策やツアーで、みんなが何にお金を使いたいと思っているのか考える必要もでてくるはず。だからこそ旅行の前に、それぞれが気持ちよく過ごすにはどうしたらいいか話し合い、費用をカットするための工夫を見つけておくのがオススメなのだとか。「節約を心がけたい人がいるのなら、どこに行くのもタクシーというのではなく、公共の交通機関の利用も想定するようにするといいでしょう」とラフソンさん。そして、お金に関する一番大事なアドバイスは? 「クレジットカードが使えない場合に備えて、必ず現金もいくらか用意しておきましょう」。

3.「本当は」どんなことがしたいのか?

おたがいのことをよく知っているからといって、必ずしも同じことをしたいと思っているとは限りません。「まさか! きれいな海が目の前にあるのに、泳ぎたくない人なんているわけがないわ!」なんて思っているあなた。同じ場所でも楽しみ方は様々だし、人の心は読めないもの。「旅行中にいやなムードにならないためにも、旅行を申し込む前に、一人ひとりが思い描いているプランを共有してみて」とラフソンさん。同じ考えではないと分かれば、1日か2日別行動で、それぞれ好きなことをする日を入れることだってできるので、お互いの考えを話してみましょう。

4.持ち物を共用したいと思ってる?

服や靴、洗面用具にお菓子まで、友だちと共用できれば、荷物はぐっと少なくなる! じっくり膝を突き合わせ、友だちも共用したいと思っている物が何かないか、確かめてみて。洋服を共有できそうな人、高価なドライヤーを絶対に人に貸したくない人、その辺も好みはまちまちだから。

5.話し合うのが得意? 不得意?

大まかなプランが立ったら、細かい予定も決めましょう。何をするのか、どこで食事をするのか、そして、そのために目的地へはどう行けばいいのか。最高のレストランを選ぶのが大好きという人、地図を読むことが上手で行き方をすぐに調べられる人、みんなで話し合いながら、出発前に予定を立てておくのがベター。このとき、おたがいのやりたいことを把握し合うのも必要だけど、同時に、自分の希望をきっちり確保していくのも大切なこと。「グループ旅行となると、『特にしたいこととかないから、私抜きで決めていいよ』と言う人も必ずいます。けれど、もし希望があるのなら、ちゃんと言いましょう。やりたいことを我慢しすぎないこと」とラフソンさん。

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ブリュッセルの公園で地図を見ながら一休み。

6.緊急事態に対応できるタイプ?

民泊サービスで見つけた家に泊まったものの、暖房もなければシャワーも使えない、おまけに仲間の1人が原因不明の嘔吐を繰り返す…なんていうときに、その場にいてほしいのは慌てず平常心で対処してくれる友だちのはず。何か事件が起きたとき、あなたの友だちはおもいっきり怖じ気づくタイプ? それとも「人生何が起きるかわからないわね」と笑い飛ばして、あなたといっしょに冷静に解決策を見つけてくれるタイプ? ラフソンさんはこう言います。「飛行機が遅れても、アーリーチェックインができなくても、そのトラブルにこだわりすぎないことが大切。今、あなたは楽しい休暇中なのだということ、そして最高の友だちといっしょにいるのだということを忘れないで」。

水も暖房もないところに泊まっても、原因不明の体調不良や二日酔いになっても、この笑顔! #マチュピチュ

7.そのときの気分を楽しめる?

急にベスパのバイクをレンタルしたくなったり、美術館に行くのをやめてビーチへ向かいたくなったりすることってない? だって人生は一度きり! そして人生は短いから、今日という日を楽しみたい! 最高の時間を満喫するためには、臨機応変に楽しんでくれる友だちと旅をすることも大切。そして、旅行の前にもそんな衝動を感じるかもしれません。どこへ行こうか悩んでいるなら、<Google フライト>で検索してみるのがオススメ、とラフソンさん。出発地と日程を入力して、思いつく限りの条件で、いろいろ見てみるのが良いんだとか。「アフリカのサバンナへも、聞いたことも見たこともないような都市へも、たくさんの飛行機が飛んでいます。新しいことにチャレンジしてみては?」。

8.お酒にお金を使うタイプ?

この点についても、ぜひ考えてみて。ワインの産地など、おいしいお酒が飲める土地へ行くのなら、飲酒は旅行の中でかなりの比重を占めるでしょうし、お金もだいぶかかるはず。全員で2杯ずつ飲んだうえに、さらにシャンパンをあけたいという友だちにびっくり、なんてことにならないために、旅行前にぜひおたがいの希望を話し合っておきましょう!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:中尾眞樹(Office Miyazaki Inc.)

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