週末を利用した12日の旅行って、移動だけで疲れちゃうってこと、ありません?

気分転換に温泉へ行ったり、いつもと違う景色を見たいなって思ったりしても、何時間も電車に揺られることを考えると、つい億劫になってしまう…。

ならば、移動中もまるごと楽しめるスペシャルな列車を利用してみるのも手。

淡いピンクとホワイトのバイカラーがエレガントな車体。

小田原から伊豆急下田までの区間を走る「伊豆クレイル」は、716日にデビューを果たす今大注目のリゾート列車。

伊豆クレイル外装

車窓を流れる美しい海や山の景色を楽しみながら、

伊豆クレイル大島

自然豊かな伊豆の食材をふんだんに使ったランチやカフェを堪能できるのが魅力です。

伊豆クレイルランチ
伊豆クレイルカフェ

車両によって、座席の趣が異なるのもこの列車の特徴。

さくっと気軽な1人旅なら、一般的なリクライニングシートでゆったりくつろぎながら自分時間を満喫して。

伊豆クレイル一人席

友人や恋人同士での2人旅なら、断然海側に面したカウンター席をセレクト。

伊豆クレイルカウンター

ワイワイ女子会なら、半個室のコンパートメント席が正解ですよ!

伊豆クレイルコンパートメント

バーカウンターでお酒やおつまみを調達すれば、思わず「到着するの、もう少し待って…」と心の中でつぶやいてしまいそうなほどに心地よい時間が過ごせるはず!

12日で伊豆の温泉を満喫するのはもちろん、もう1泊追加して箱根に立ち寄り、美術館巡りを組み入れてみる、なんてプランも素敵です♡

一方で、白い車体に独特のデザインが印象的な「東北エモーション」は、まさに"走るレストラン"をイメージした正真正銘のレストラン鉄道。

東北エモーション外観

三陸の海が広がる八戸〜久慈を、ときにビュースポットではスピードを落としながら駆け抜けます。

列車内には象徴的なライブキッチンスペースを設けるなど、全体がレストラン空間になっているのが特徴。

東北エモーションキッチン

福島の刺子織、青森のこぎん刺し、岩手の南部鉄など、東北各地の伝統工芸をモチーフにしたインテリアを随所にちりばめるなど、アーティスティックな空間に仕上げられています。

東北エモーション座席

往路では、人気シェフの感性と地元食材の融合が織りなランチコースを、復路はオリジナルデザートやオードブル等を好きなだけ堪能できるブッフェ形式のアフタヌーンティーを提供。

東北エモーションスイーツ
東北エモーションスイーツ2pinterest

ランチ時は、ソフトドリンクに加えてビールや赤白ワインなどのアルコール類も好きなだけ楽しめるフリーフロースタイルなのも見逃せないポイントです。

「食のサーカス」という言葉をヒントに担当シェフやメニューは定期的に替わるため、繰り返し利用しても飽きないのも、リピーターが絶えない秘訣なんだとか。

移動手段が旅の目的になってしまうほどの魅力にあふれた列車に飛び乗れば、車窓越しの風景がいつもと違って見えてくるかもしれません。