飛行機に乗っているときは、行く先での旅や仕事などに思いを膨らませていて、どんなことが行われているかなんていちいち気にしたり、疑問に思ったりすることは少ないもの。

コスモポリタン イギリス版が紹介した<テレグラフ>の記事によると、離着陸時に電気を消すのにはれっきとした理由があるのだそう。

電気を消すのは乗客がよりリラックスできるからだと思うかもしれないけど、実は、安全性を考えて行っているとのこと。

エアラインパイロット兼『Cockpit Confidential』の著者であるパトリック・スミスは、「電気を消すと目が暗闇に慣れるので、予期せぬ事態が発生したり、突然停電になったりして暗闇や煙の中でドアに素早く向かう際、目が眩んでしまうのを防ぐことができます」と、<テレグラフ>にコメント

「また、緊急時の避難ルートを示す足元のライトや点灯サインが見えやすくなります。さらに機外の様子も見えやすくなるので、どっちが上の方向かなど、基本的な方向感覚が把握しやすくなるのです」

ちなみに、離着陸時にブラインドを開ける理由も同じ理屈なのだとか。おまけに、そうすることによって客室乗務員は避難の障害となり得る外的危険要因が見つけやすくなるのだそう。

意識していなかったとは言え、ちょっと得した気分になれるトリビアだと言えるかも!?

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions

COSMOPOLITAN UK