ローカルの家に泊まれるサービスとして、日本でも定着しつつある「Airbnb」。海外旅行にはすっかり欠かせない存在の「Airbnb」だけど、事前知識がないと思わぬトラブルに発展することも…。より楽しく安全にサービスを利用するために、知っておくべきこととは？
▼「Airbnb」とは？
「Airbnb（エアビーアンドビー）」は、世界中のユニークな宿泊施設をネットや携帯やタブレットで掲載・発見・予約できる信頼性の高いコミュニティー・マーケットプレイスです。アパートを1泊でも、お城を1週間でも、ヴィラを1ヶ月でも、Airbnbはあらゆる価格帯で世界191ヶ国34,000以上の都市で人と人とをつなぎ、ユニークな旅行体験を叶えます。出典：Airbnb
1: 事前のレビューチェックは念入りに！
安全で快適な滞在を叶える判断基準は、過去の利用者たちから寄せられたレビューにあり。「Airbnb」お墨付きの"スーパーホスト"なら、なおさら安心だし向こうもゲストに慣れているのでやりとりがスムーズ。特に他のユーザーが「このホストは〇〇してくれて、またここに泊まりたい」など具体的なホスピタリティに対するコメントのあるホストがオススメ！
ちなみにレビューを見る上で、知っておくと便利な英単語は、Cozy（＝居心地が良い部屋）、Welcoming（＝歓迎ムードたっぷり）、Definitely recommend（＝超オススメ）。この単語を目印にスーパーホストから探していけば、良い部屋を見つけられるはず！
2: 滞在目的に合わせて、ホストのタイプは選別して。
マダムが用意してくれていたパンで朝ごはん。マダムのホストは美味しい朝ごはんを用意してくれる人が多く、滞在中も快適な場合が多い傾向！
滞在を目的にしてホストのタイプを選別しよう。例えば、よりホームステイ感を味わいたいなら、ファミリーかマダムのホストがオススメ。一緒に飲みに行くのであれば年齢の近い人や、趣味が一緒でビジネスライク過ぎない人を選ぶのが◎。プロフィールを読んで気が合いそうな人を見つけたらコンタクトを取ってみて！
3:リスティング説明の丁寧さは、ホストの誠実さに比例する!?
リスティング説明に時間をかけてしっかり書き込んでいるホストはやりとりも密で、室内も整理整頓が行き届いていて好印象な人が多い傾向。一方で、おざなりな説明を掲載しているホストは、現地で連絡がつかないなどのトラブルに陥りがちなので注意を…。
英語がわからない場合、長く文章を書いている人の方が良いと考えよう。また、キャンセルポリシーもホストの判別をするためにチェック。オススメは「普通、厳格」レベルのホスト。逆に「柔軟」の場合は、おおらかな性格すぎて部屋が汚い場合があるし、「かなり厳格」の場合はビジネスライクにやっている人が多い印象。
4：ホームステイ気分を味わいたいなら、個室がオススメ。
おしゃれな家具でコーディネートされた「個室タイプ」。
ゲストが住んでいる家の一部屋を借りる「個室」タイプは、気軽にホームステイ体験ができるので旅が何倍も楽しくなるはず！ ローカルに現地のことをあれこれ聞けるのも、旅の醍醐味。グループ旅行をする人には、家を丸ごと借りる「まるまる貸し切り」タイプがオススメ。
フランスの「まるまる貸切」は、大きなキッチンまで使いたい放題なところも！
5:ロケーションは完璧に把握する！
「Airbnb」で借りられるホスト宅は、観光地や駅近なホテルと違って、住宅街に位置する率が高め。観光ガイドの地図と、サイト上のマップを照らし合わせて、自分の理想な場所かどうかを確認して。たとえば、Hip/Hipster(ヒップでオシャレ)と書いてあるならバーやレストランが多く、Lovely/Luxurious(閑静・高級)とあれば治安的に安心のエリアという意味。
そして、「Airbnb」で最も大変なのが、現地到着後に家を探す行程…。なんといっても海外の家は、玄関の表札が小さかったり出ていない場合もあってとても分かりにくいことが多々。重い荷物を持って知らない街をさまようのは辛すぎるし、ホストと連絡を取りたくても日本の携帯は圏外！ なんて事態に陥らないように、空港からホスト宅への行き方は事前にしっかり把握しておくべし。
もし事前に調べても分かりにくいと感じた場合は、目印となる写真を送ってもらったり、近くのランドマークや駅まで迎えにきてもらえないか聞いてみるのもアリ！
6：お土産持参は鉄板♡
日本から小さなお土産を持っていけば、会話のきっかけにもなるし、滞在中もなにかと仲良く過ごせちゃう。パッキングの際にも邪魔にならない「インスタント味噌汁の素」は、海外でも馴染みがあってお土産に重宝するはず。他にも「抹茶味のチョコレート」や、海外にない便利グッズの「こすって消えるインクペン」「使い捨ての温かくなるアイマスク」などは、話のネタにももってこい！
会話が弾んで緊張がとけたら、是非ローカルに現地情報を聞いてみて。「Airbnb」の一番の醍醐味はリアルなコミュニーケーション。きっと楽しい旅になるはず♡
