世界中の女子に愛され続けている映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ。3作品ともにしっかりチェックしたあなたに送る、撮影裏話をコスモポリタン イギリス版よりご紹介。
1.ブリジット役候補だった女優はイギリス人を含めてたくさんいた
ケイト・ウィンスレット、ヘレナ・ボナム・カーター、ティルダ・スウィントン、エリザベス・ハーレイ、セルマ・ブレア、ニコレット・シェリダン、エミリー・モーティマー、クリスティン・スコット・トーマスが候補とされた顔ぶれ。アメリカ人でも、やっぱりレニー・ゼルウィガー演じるありのままのブリジットが最高。
2.レニー・ゼルウィガーは出版社「Picador」で役作りのため3週間働いた
ブリジット・カベンディッシュという偽名を使って実際にインターンとして働いていたそう。
3.出版社で働いている間、アメリカ人のレニーがブリジット役をやることになったので、自身をこきおろすタブロイド記事を何本か書かなくてはならなかった
真面目にやっているふりをしながら、自作自演の記事に「この記事、ヒドイ!」って落書きもしていたらしい。これってまさに、リアル・ブリジッド!
4.あまりに職場にとけこんでいたため、1人に「『ザ・エージェント』に出ていた女優にそっくり」と言われた以外、誰もレニーとは気付かなかった
『Picador』の副編集長によると、レニーが役作りのための体験期間を過ぎてもまだ、"なりすましブリジット"に仕事を続けてほしかったんだそう。
5.Picador社で働いている間、レニーは当時付き合っていたジム・キャリーの写真を写真立てに入れて机に飾っていた
変に思った人もいたかもしれないけど、誰も何も言わなかったらしい。
6.映画撮影中、レニーはカメラが回っていないときもずっとイギリス訛りをキープ
さすがの女優魂!
7.監督のシャロン・マグワイアは、原作者ヘレン・フィールディングの親友
シャロンは、ブリジットの親友役シャザのモデルでもあるそう。こんな形で友情を感じられるって素敵!
8.ブリジット・ジョーンズは、イギリスの新聞インディペンデント紙のコラムから生まれた
原作者のヘレンは最初一人称のデートコラムを書く予定だったそう。それが、ふとしたきっかけでブリジット・ジョーンズといキャラクターが生まれ、その後コラムとして10年以上も続いたそう。
9.レニーは役作りのため2ストーン(12.7キロ)も太った
レニーは太るために1日4,000キロカロリーものジャンクフードを食べ続けたのだとか。7カ月の間、ベイクドビーンズののったトースト、チーズケーキにクロワッサンを食べ続け…血糖値も跳ね上がり、うんざりしていたそう。
10.撮影中ブリジットが吸っていたものはニコチンなしのハーブシガレット
レニーは実際はタバコは吸わないのに、まるで喫煙者に見えた演技力はさすが。
11.ブリジットをめぐる2人の男性を演じたコリン・ファースとヒュー・グラントは、ともに原作小説に実名で登場している
2つの世界がシンクロしているようで不思議だけれど、原作小説の中のブリジットはコリン・ファースの大ファンで、仕事でインタビューできることになり、大喜びする設定なんだそう。
12.ヒュー・グラントとコリン・ファースは同じ年で誕生日も1日違い
コリンは1960年9月10日生まれで、ヒューは同年9月9日生まれ。
13.ダーシー(コリン・ファース)とクリーバー(ヒュー・グラント)のケンカシーンはアドリブ
まさかの
14.ブリジットのシリーズ第2作目『きれそうなわたしの12か月』でマークの濡れたシャツへのセリフは『高慢と偏見』からの引用
コリン・ファースは、この映画に大きな影響を与えた『高慢と偏見』(ジェーン・オースティン原作)のドラマでもダーシー役を演じていて、その彼が白いシャツを着て池に飛び込んだシーンは女性たちを虜にしたことで有名。
15.ジョージ・クルーニーが第2作目に出演する計画があったけど結局実現せず
ちょっと見てみたかった…。
16.雪の中を駆けるシーンは真夏に撮影した
偽物の雪を使っていたそう。
※この翻訳は抄訳です。
Translation:Rubicon Solutions