映画の中では固い友情で結ばれているように見える2人。が、実生活でもその俳優同士仲が良いとは限らないよう。

コスモポリタン イギリス版では、映画の中では親友を演じているけれど、実生活では時に殴り合いをするほど(!?)険悪だった人たちをご紹介。

そんな相手と大親友のフリをしたり、1日中撮影所で一緒に過ごさなくてはいけない俳優って…本当に大変なお仕事ですよね。

1ケニー・ベイカー&アンソニー・ダニエルズ:『スター・ウォーズ』

不仲セレブ共演者スターウォーズ
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C-3PO R2-D2といえば、『スター・ウォーズ』シリーズの中で大親友のドロイド(ロボット)同士だけど、実生活ではそうは問屋が卸さなかったよう。R2-D2を演じた故ケニー・ベイカー(写真左手前)は、C-3PO を演じたダニエルズ(写真右から2番目)について、「ダニエルズは、自分がジョージ・ルーカスにとって最高の宝で、俺の方はただ単に機械を操作するだけの、演技の面では映画に何の貢献もしてない存在だとか思っていたのさ」苦々しいコメントを残しているんだとか。

対してダニエルズの方はあまりベイカーについて語ることがなかったようで、大衆紙『ミラー』に言い放ったのは、「彼を現場で見たことがないし、そもそもR2-D2は言葉を話さないからね。彼(ベイカー)も、バケツか何かだったんじゃないかねという手厳しいコメント。

2ハリソン・フォード&ジョシュ・ハートネット:『ハリウッド的殺人事件』

ハリウッド的殺人事件
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映画の中ではLAの敏腕刑事とその相棒を演じた2人。舞台裏では隣り合わせになっても口もきかないか、もしくは中傷合戦だったのだとか。ジョシュによると、「車のシートに座って、本来演技をしなくちゃいけないって時に、1時間無言だったなんてこともあった」というほど険悪だった様子。その上、プロモーションツアーでも罵り合いに。

3ジム・キャリー&トミー・リー・ジョーンズ:『バットマン フォーエヴァー』

トミー・リー&ジム・キャリー
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映画の中では悪役同士仲良く手を組んで、バットマンを陥れようとする2人。が、実生活ではそういうわけにはいかなかったよう。ジム・キャリーによると、「(トミー・リー・ジョーンズは)立ち上がって、握手して、ハグした。そして僕に『俺はお前が嫌いだ、本当に好きになれないね』と言ったんだ。僕は、『ワオ、それは分かったけど、一体どうしてなんだい?』と聞いた。そしたら『お前の道化っぷりが許せない』だってさ」。

4.ビル・マーレイ&ルーシー・リュー:『チャーリーズ・エンジェル』

実は不仲!?映画で「相棒」を演じたセレブ6組
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『チャーリーズ・エンジェル』撮影中に、ビル・マーレイがルーシー・リューのあるセリフの言い方に対して「どうしてそんな言い方をするんだ? そんな言い方はクレイジーだろ?」と発言したことから冷戦勃発。マーレイいわく「彼女はめちゃくちゃ怒ったよ…僕たちは1520分くらい部屋の隅と隅に腰掛けて、お互いに見えない手榴弾やミサイルを打ち込んでるような空気になったんだ」。ちなみに、今は仲直り済みだそう。

5シャイア・ラブーフ&トム・ハーディ:『欲望のヴァージニア』

シャイア&トム
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良く言えば緊張感がある、悪く言えば扱いにくく短気な性格で知られるこの2人。そんな2人が兄弟役を演じるとなれば、話を聞いただけでセットが崩壊するようなケンカを想像する人もいるはず。

理由は未だ明らかにされていないけれど、どうもこの2人の間で罵り合いがあった模様。ハーディいわく「寝てる時に(シャイアが)殴りかかってきた。いきなりだよ。奴は悪い男だ、威圧的だしね、恐ろしい奴だよ」とのこと。

ハーディの発言をどこまで信じていいか分からないけれど、監督のジョン・ヒルコートの話では、若干違う説明が。

「喧嘩はあったよ。そしてどんどん悪化して、お互いの面会を制限しないといけないんじゃないか、っていうレベルに達したんだ。まあそうならなくて良かったけどね、そうなったら目も当てられなかったから」

6チャニング・テイタム&アレックス・ペティファー:『マジック・マイク』

マジック・マイク
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映画の中では、同じストリップチームのメンバーを演じた2人。でも実は、チャニングは最初からあまりアレックスに好意的ではなかった模様。2人の仲が悪かった理由について、アレックスは「チャニング・テイタムは僕のことをあまり好きじゃなかったみたいだね、理由は色々とあるんだろうけど、僕自身のせいでもあるかな」とラジオでコメント

『マジック・マイク』はチャニング本人のストリッパーとしての経験がベースになっている作品で、元々チャニングはアレックスがキャストに入ることを良く思っていなかったよう。

アレックスはチャニングについて「すごいビジネスマンだよ」と話していたものの、実は後にアレックスにはマンションの賃貸料の未払いがあり、その大家はチャニングの友人だったことが発覚。アレックスに対してチャニングから怒りのメールが送りつけられ、アレックスがそれに対して応酬するという泥沼展開に。当然アレックスは続編『マジック・マイクXXL』には配役されなかったのだとか。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:山下 英子

COSMOPOLITAN UK