あっけなく終わった夏。急に肌寒くもなったし、こうも憂鬱な天気が続くとどうしても気が滅入っちゃう。すべてを低気圧のせいにしながらも、実はそのモヤモヤに心当たりがあったりして…。
そんな時に無性に会いたくなるのが、映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのヒロイン、ブリジット。明るく純粋でチャーミングな彼女は、仕事や恋愛に一喜一憂してその度に体重は増えていく…。感情に振り回されすぎ? いいえ、人生を色濃く味わってるだけ!
この秋に第3作目が公開されることでも話題の今、改めて第1、2作目を見直してみると気づくことがたくさんあるはず。全世界の女性の心に光を当て、勇気づけてくれた「ブリジット・ジョーンズの日記」から、彼女の名言をピックアップしました!
―職場恋愛したダニエルに浮気されたブリジット(しかも細身で勝気なアメリカ人と!)。散々泣いて落ち込んだけど、あんな薄っぺらい男に屈することを選ぶの…?
"Instead, I chose Vodka. And Chaka Khan."
「代わりに、ウォッカとチャカ・カーンを選んだわ」(『ブリジット・ジョーンズの日記』より)
― タバコをやめ、フィットネスに励み、転職へ動き出したブリジット。無事にテレビ局への転職を決めて、自分を不幸にしかしない男に"前へと踏み出した自分"を突きつけた。
"Daniel, I really do think that you should go and fuck yourself."
「ダニエル、もう好きにすればいいわ」(『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』より)
"I finally learnt my lesson, and it's an excellent lesson to have nailed."
「私もやっと学んだわ。良い薬になったと思ってる」(『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』より)
―第2作目では、"ちょっとした手違い"で、タイの刑務所に連行されてしまったブリジット…。帰国すると、ロンドンでは大きな騒動になっていてマスコミたちからタイの刑務所について取材が殺到!
"Any girl who's been single in London knows how to handle herself."
「ロンドンでひとり暮らししてる女性なら、これくらいのことでへこたれないのよ」(『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』より)
―最高の彼だと思えたマークに別れを切り出す時には、ユーモアを交えて。
"I think I may have made a mistake inviting you and your folding underpants into my life."
「パンツを律儀にたたむような男と付き合うなんて、私に合わなかったのよ」(『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』より)
―元彼マークとの交際についてお母さんからしつこく聞かれた時は、タバコ片手にこう切り返した。
"Believe me, next time I will not fuck it up, Mum."
「信じてママ、次の恋は失敗しないわ」(『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』より)
―それでも、嬉しいことがあったら全身全霊で喜び、妄想もはかどっちゃうブリジット。
"At last, life is on track."
「ようやく、私の人生も軌道にのったわ」(『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』より)
人生のすべてをコントロールすることなんてできないけど、人と比べたり、他人が勝手に当てはめた概念で自分の現状をジャッジするなんてもったいない。いつだって自分らしさ(怠慢という意味ではなく)に素直に向き合い、目の前のことに全力投球するブリジットの生き方は、きっとあなたを勇気づけてくれるはず。
▽第3作目『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は、10月29日に公開!