キアヌ・リーブスの"ガン・フー"にときめく、アクションムービー『ジョン・ウィック:チャプター2』や、真田広之も宇宙飛行士の1人として登場するSFホラー『ライフ』、女の友情が描かれる『歓びのトスカーナ』など、7月はバラエティ豊かな観るべき映画が目白押し!
『ジョン・ウィック:チャプター2』
公開日/2017年7月7日(金)TOHO シネマズ みゆき座ほか全国公開
ストーリー/殺し屋稼業から足を洗い、愛犬とともに静かに暮らしていたジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。しかし、彼が繰り広げた壮絶なる復讐劇から5日後、イタリアン・マフィアのサンティーノ(リッカルド・スカマルチョ)が姉殺しの依頼にやってくる。平穏に暮らしたいと望むジョンは、彼の依頼をひと蹴り。そのことで怒りを買い、なんと思い出の詰まった家をバズーカで破壊されてしまう…。復讐を開始するものの、命の危機を感じたサンティーノに7億円の懸賞金を懸けられ、全世界の殺し屋に命を狙われてしまう。
見どころポイント/伝説の殺し屋が再び…! 2015年に日本公開され、スマッシュヒットを記録したアクションムービーの続編が登場。なんと言っても、銃&カンフーを融合させた「ガン・フー」が見もの。キアヌ・リーブス演じる最強でクールな殺し屋にときめくはず♡ ちなみに、前作同様に格闘、銃撃、カーアクションをスタントなしで数多く披露しているそうだから、ますますクギづけになりそうな予感。
監督/チャド・スタエルスキ
キャスト/キアヌ・リーブス、コモン、ローレンス・フィッシュバーン、ルビー・ローズ、リッカルド・スカマルチョ
製作国/アメリカ
製作年/2017年
配給/ポニーキャニオン
『ハートストーン』
公開日/2017年7月 15日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
ストーリー/北欧アイスランドの小さな漁村に暮らす、幼なじみで大親友のソールとクリスティアン。思春期になり、ソールは美少女ベータのことが気になりはじめ、クリスティアンはふたりが上手くいくよう後押しをする。そして彼自身もベータの女友達の好意を受け止め、4人で行動するようになっていく。しかし、ソールとベータの距離が縮まっていくのを見守っているうちに、クリスティアンは内に秘めたソールへの特別な感情に気づき当惑する。そんなある日、ソールの姉がソールとクリスティアンをモデルに描いた意味深な画が見つかり、周囲は騒然としてしまう…。
見どころポイント/第73回ベネチア国際映画祭 クィア獅子賞(最優秀LGBT映画)を筆頭に、現在47もの賞を受賞し、世界の映画祭で大絶賛されている本作。監督自身が幼い頃に過ごした、美しく雄大な自然が広がるアイスランドの漁村を舞台に、少年たちの切なく儚く美しく、ときに残酷な感情を繊細に描き出した青春映画の秀作。柔らかく美しい映像美にも感動するはず。
監督・脚本/グズムンドゥル・アルナル・グズムンドソン
キャスト/バルドル・エイナルソン、ブラーイル・ヒンリクソン ほか
製作国/アイスランド、デンマーク
製作年/2016年
配給/マジックアワー
見どころポイント/実は本作、世界のスポーツ史上類をみないカムバックをめざした、ボクシングの元世界チャンピオンの感動の実話。ビニー・パジェンサ役を、『セッション』主演で話題になったマイルズ・テラーが徹底した役づくりで演じ、さらに伝説のトレーナー、ケビン・ルーニーをアーロン・エッカートが演じる。あの巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮をつとめた、胸高鳴る作品!
監督・脚本/ベン・ヤンガー
製作総指揮/マーティン・スコセッシ
キャスト/マイルズ・テラー、アーロン・エッカート、ケイティ・セイガル、キアラン・ハインズ、テッド・レヴィン
製作国/アメリカ
製作年/2016年
配給/ファントム・フィルム
見どころポイント/宇宙飛行士のメンバーはそうそうたる顔ぶれ。アカデミー賞(R)ノミネート俳優で、イケメン俳優としてもおなじみのジェイク・ギレンホール。さらに、『デッドプール』のライアン・レイノルズや、日本が誇る俳優 真田広之も登場。人間を糧に生きていく筋肉と脳だけの生き物に、思わずゾワッ…。暑〜い夏は、SFホラーでひんやりしてみても♡
監督/ダニエル・エスピノーサ
キャスト/ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソン、真田広之
製作国/アメリカ
製作年/2016年
配給/ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
『歓びのトスカーナ』
公開日/2017年7月8日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
ストーリー/イタリア・トスカーナ州。緑にあふれた丘の上にあるケアハウス「ヴィラ・ビオンディ」。この診療施設には、心にさまざまな問題を抱えた女性たちが集っていた。そのひとりベアトリーチェ(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)は、虚言と妄想癖で周りを振り回してばかり。また、過去の出来事から自分を傷つけてばかりいるドナテッラ(ミカエラ・ラマッツォッティ)。とあることから、施設を抜け出したふたりは、一緒に旅をしていく中で、かげがえのない友情で結ばれていく。そして、天はふたりにささやかな贈り物をするのだった…。
見どころポイント/イタリア版アカデミー賞「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞」で、5部門を受賞した作品が日本上陸。人間ドラマやコメディなど、多彩な作品を生み出してきた、パオロ・ヴィルズィ監督が描いたのは、社会のアウトサイダーになってしまった女性たち。彼女たちが探し始める小さな幸せ、そして育まれていく友情に、少なからずも共感できる部分があるのでは?
監督/パオロ・ヴィルズィ
キャスト/ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ミカエラ・ラマッツォッティ
製作国/イタリア・フランス合作
製作年/2016年
配給/ミッドシップ