いよいよ12月15日(土)に公開が迫った、「スター・ウォ―ズ」シリーズの最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。そのプロモーションのため、出演したマーク・ハミル、アダム・ドライバー、メガホンを取ったライアン・ジョンソン監督、プロデュ―サーのキャスリーン・ケネディが来日し、記者会見を行った。

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@2017 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved. /SHUN YAMANOI

本作は、新たなスター・ウォーズ3部作の第1弾として公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続く第2弾。ジェダイ騎士唯一の生き残りのルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)、フォースを覚醒させた主人公のレイ(デイジー・リドリー)と、ダース・ベイダーを継ごうとするその孫カイロ・レン(アダム・ドライバー)。キャスリーンは「光と闇の中で、レンは自分は何者なのかと問い、大きな変化を遂げていくのです」と見どころを語った。

予告編で、ドライバーは仮面を取っているシーンが多いことを聞かれると、そのマスクについて「マスクには"愛憎"があるんだ。キャスリーン・ケネディからは『たくさんの優れた人が集まった現場でアイデアが集約されている』とコスチュームにも多くのアイデアが反映されていると聞き、フォースの覚醒では、マスクがどういう理由で必要なのかということを考えたよ。『なにから隠れるために?』『イメージと実像』『人を威嚇する怖いもの』…様々な要素がある。でも実際に、かぶってみると見えづらくて、靴紐で転んだりもするんだ」とジョークを交えて回答。

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また、本作が遺作となってしまったレイア姫役のキャリー・フィッシャーについて触れられると、ジョンソン監督は「彼女の今回の演技も美しかったし、それ自体がトリビュートになっていると思うよ。撮影中はもちろんこれが最後の作品になるなんて思ってもみなかった。彼女とともに育ったファン、キャリー・フィッシャーにインスピレーションを与えられてきた人、それぞれが喪失感を感じていると思います。スクリーンで演技を見ていただくことで、その悲しさが薄れることを願っています」と語った。

ハミルは、出会いを振り返り「彼女が19歳の時に出会って以来、41年間というすごく長い付き合い。彼女は唯一無二でかけがえのない、全世界のファンにとって愛さずにいられない存在なんだ。

自分の中では、今でも彼女が生きているような気がしてならないよ。こうして素晴らしい演技をしている出演作を観ていると、余計に彼女がいるように思えてしまう。これが遺作になってしまって、少しさみしいムードに覆われてしまうのが悲しいけれど、まさに彼女がモットーとしたように、毎日を精一杯楽しんで生きるというメッセージを心に止めてこの映画を楽しんでくれると嬉しいなと。それに彼女も嬉しいと思ってくれると思う。

劇中では兄妹の役だったけど、実際によくケンカして仲直りして…本当の兄妹のように付き合ってきました。今でも心から愛する、かけがえのない存在です」とレイア姫の存在の大きさについて話した。

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映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』 

2017年12月15日(金)より全国ロードショー

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン