映画『スパイダーマン:ホームカミング』でヒロインを演じ、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』でヒュー・ジャックマンやミシェル・ウィリアムズなどの豪華キャストと共演を果たしたゼンデイヤ。今度はリース・ウィザースプーンと新作映画『A White Lie(原題)』を共同プロデュースし、自ら主演も務めることが発表された。

カリン・タナベ著の歴史小説『The Gilded Years(原題)』を実写化したこの伝記映画は、1890年代を舞台に、アフリカ系アメリカ人として初めてニューヨークのヴァッサー大学を卒業したアニタ・ヘミングスの半生が描かれている。ビルの管理人を務める父と専業主婦の母のもとで生まれたアニタは、先祖が黒人であることを隠し、白人として大学に入学。そしてニューヨークの上流階級に仲間入りし、ハーバード大学に通う裕福な学生と恋に落ちるという話。

ディズニー・チャンネルのオリジナルドラマ『ティーン・スパイ K.C.』でも主演&プロデュースを務めていたゼンデイヤ。ドラマの中で黒人の家族像が忠実に再現されるよう、細心の注意を払っていたという。米『グラマー』誌に対し「ディズニー・チャンネルにも黒人家族を中心にしたドラマがあってもいいと思った。小さい頃、自分や自分の家族と同じような人たちが主流メディアに一切登場しなかった。それを見ながら育つ気持ちは、他の人たちにはあまり分かってもらえない思う」とコメント。

この映画の脚本はTVドラマ『ファーゴ』のシーズン3や『LEFTOVERS/残された世界』などを手がけたモニカ・ベレッツキーが担当し、製作スタッフも全員女性なのだそう。一体どんなストーリーが展開されるのか、映画の完成が楽しみ。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Reiko Kuwabara

From: ELLE UK