アメリカですでに公開され、大絶賛されている映画『ワンダーウーマン』(日本では8月25日公開予定)。また、今後公開予定の国でもすでに大注目を浴びている模様。映画を観る前に知っておきたい4つのプチトリビアをご紹介。
1. 主演女優のガールパワー!
『ワンダーウーマン』という名前からも、女性のパワーが炸裂する映画なのは想像ができるはず。しかし、その内容にも負けないくらいガールパワーにあふれているのが主演を務めたガル・ガドット。彼女はイスラエルの元兵士なのです! さらに2004年のミス・イスラエルという経歴の持ち主。
2. 待ちに待った女性スーパーヒーロー映画。
これまで『ワンダーウーマン』のような大作映画で女性ヒーローが主人公の作品はなかった。また、女性監督に1億5000ドル(約170億円)以上の予算がつくことも異例なんだとか!
ガルはインタビューで女性ヒーロー映画の意味を話した。
「子どもの頃は女性ヒーローがいなかったため、男の子も女の子もスーパーマンやバットマンに憧れていたわ。だから、憧れの対象に女性のヒーローが現れたことはすごく意味のあることだと思う。ワンダーウーマンが誕生してから75年以上経ったけど、ようやく彼女が主演の映画ができてよかった」
3. ガルがプレスでぺたんこ靴を履いた。
やはり、映画のプレミアなどのドレスアップするイベントでは女性がヒールを履くことが当たり前になっている世の中。だけど、ガルは度々ぺたんこ靴で登場し、女性から支持を得ている。
先週のレッドカーペットでは豪華な<ジバンシィ>のメタリックのドレスに、モールなどで見かける<Aldo>というブランドの約50ドル(約6000円)のぺたんこ靴を合わせた。
レッドカーペットでインタビュアーにヒールを履かない理由を問われた時の対応もかっこいい!
「ぺたんこ靴を履いているんですね、いいですね! どうしてヒールじゃないのか教えてもらえますか?」
「ありがとう。楽だからよ」
4. 「元兵士」が理由で上映禁止する国も。
なんとレバノンが上映禁止を決定。それも上映が開始される数時間前に急遽禁止が決定したそう。理由はレバノンとイスラエルが長年敵対関係にあり、ガルがイスラエルの元兵士だから。とある団体が「イスラエル兵士の映画」だと呼び、公開中止を求めた結果だった。
これまでの大作映画では男性のスーパーヒーローしか見られなかったけど、ようやく誕生した女性ヒーロー! カンヌ国際映画祭でもジェシカ・チャステインが映画での女性の描かれ方に不満を漏らしたばかり。今後は『ワンダーウーマン』をきっかけにもっと強い女性が描かれることに期待!