来月、続編のアメリカ公開を控えている官能恋愛映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。以前、クリスチャン・グレイ役のジェイミー・ドーナンが、相手役のダコタ・ジョンソンに謝りながら撮影した話はご紹介したけれど、まだまだ撮影秘話はあったみたい! コスモポリタン イギリス版からお届け。
1. クリスチャン・グレイ役を最初に射止めたのは…
実は最初、クリスチャン役としてキャスティングされたのはイギリス出身のムキムキ俳優チャーリー・ハナムだったみたい。ところがチャーリーは、他の作品と撮影が重なることや私生活が安定していなかったため、クリスチャンの役を最終的に断ったそう。
2. オーディションを受けたけど、心の準備ができていなかった女優も
ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』に出演しているルーシー・ヘイルや『SATC』のキャリーの高校生時代を描いたドラマ『Carrie Diaries(原題)』に出演したクロエ・ブリッジスもオーディションを受けたそう。でも、映画の内容が内容なので、戸惑うことも少なくなかったようで。
ルーシーは「オーディションは気まずかったわ。声に出して読むのが恥ずかしかったけど、本気でやらないと後で笑い者にされてしまうと思ったの」と言い、クロエは「セックスの経験を友人に話すシーンだったわ。すごく具体的で『精液』という言葉まで何度も言わなくちゃいけなかった。だからやっぱり無理かも、と思ったわ」と振り返った。
3. 映画がヒットし、ロープがバカ売れ
映画でアナの手を固定するために使用された赤いロープ。そんな印象的なシーンに影響され、ホームセンターでロープの売り上げが急増し! ニューヨークにあるホームセンターでは柔らかい綿のロープを探す女性で溢れ返っていたとも伝えられた。
4. ジェイミー・ドーナンは研究のためSMクラブへ足を運んだ
SMプレイを楽しむ2人を、ビールを飲みながら見学したそう。想像していたような暗いところではなく、陽気な雰囲気だったと話した。笑い声もよく聞こえたそう。
5. ジェイミーがヌードで撮影するときは…
「男性のアソコ全般は袋状のものに入れて、紐で縛って"しまう"んだ。まるでグレープを袋に入れるような感じだね」
6. ダコタ・ジョンソンがヌードで撮影するときは…
アナ役のダコタはあそこに布を当てて隠していたそう。映画で映る陰毛は撮影後の編集で付け加えられたものなんだとか。
7. お尻の"代役"がいた
アナがお尻をベルトで叩かれる"スパンキング"のシーンでは、お尻の代役を使ったそう。
8. ヌードシーン撮影でカットがかかった後、真っ先にジェイミーがしたこと
まずはダコタに羽織るものを渡したのだそう。「彼女は本当に縛られたりしてるんだよ! 全裸を晒している状況にさせられないだろう」と語った。
9. 最後にまとめてベッドシーンを撮影
なるべく撮影が気まずくならないよう、相手のことをよく知ってから過激なシーンを撮影できるよう監督が配慮したそう。具体的には、10週間ほどかけて他のシーンを撮影をして、最後の1週間で「レッドルーム」でのシーンを撮ったとか。
10. ジェイミーの妻は映画を見ていない
妻であるアメリア・ワーナーは『フィフティ・シェイズ~』を見た事がないそう。それにジェイミーは「そもそも見る理由なんてないよ」と話した。
11. 作者がつくったセックスシーンを書く時専用のプレイリスト
作者であるE・L・ジェイムズは、セックスシーンを書く時専用の音楽プレイリストを作っていたんだとか! その内容は、「ブラック・アイド・ピーズ」、ブリトニー・スピアーズ、ブルース・スプリングスティーン、「キングス・オブ・レオン」などを含むとても長いプレイリストだったそう。
12. 撮影で使用されたSMアイテムは全て本物
セックストイなどはすべて本物だったけど、ダコタを痛めすぎないように柔らかい皮に変えたり、先端にウサギのファーを付けたりしたんだとか。
13. 映画で使用されたピアノやペントハウスは超高級品
クリスチャンが弾いていたグランドピアノは「ファツィオリ」のF278で価格は約270,000ドル(約3000万円)。ヘリコプターは約320万ドル(約360億円)、ペントハウスは約620万ドル(約7億円)もしたんだとか!
14. ダコタは撮影後にキープしたトイがあるそう
生放送のインタビューで「フロッガー」をキープしたと告白したダコタ。「それって何?」と聞くインタビュアーに対し、ダコタは「この言葉テレビで言ってよかったのかな」と照れ笑い。現場がプチパニックになる事態に。ちなみに「フロッガー」はムチの一種。