「自己成長」を目的とし、フェミニストとしての活動にいそしむため1年間の休業を報じられていたエマ・ワトソン。正式な復帰時期はまだ公表されていないけれど、エマの帰りを待ちわびていたファンに嬉しいニュースが。

コスモポリタン イギリス版によると、このたびエマが主演をつとめる2017年3月17日全米公開の映画『美女と野獣』の予告編が解禁になった模様!

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Beauty and the Beast US Official Trailer
Beauty and the Beast US Official Trailer thumnail
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エマ扮する美女、ベルの相手役であるビースト(野獣)を演じるのは、今作への大抜擢により注目度が上昇中のイギリス出身俳優ダン・スティーヴンス。そして映画『ドリームガールズ』などを手掛け、アカデミー賞受賞歴も持つビル・コンドンが監督をつとめているそう。

ダン・スティーヴンス
Getty Images
ビースト役のダン・スティーヴンスは品のあるイケメン!

さらに、魔女の呪いによって家財道具へと変えられてしまった使用人たちの声をユアン・マクレガー、エマ・トンプソン、イアン・マッケランがつとめるなど、実に豪華! 

ストーリーはアニメ版を忠実に再現しているものの、実写版ではベルのキャラクター設定にさらに力を入れたのだとか。アニメ版では父親のモーリス(ケビン・クライン)が発明家という設定になっているけれど、今回の実写版ではベル自身が発明を行うそう。

エマが語ったところによると、「ベルは読書家だけど、それだけでは彼女が周りになじめないキャラクターである理由として弱いと思ったの。それに、普段何して過ごしてるの?っていう疑問もあった。だから今作で私たちは、彼女のバックグラウンドを肉付けしたの。たとえば彼女が洗濯機を発明すれば、洗濯機を回す間に読書をする…といった設定に説得力が出るでしょ? それで彼女を発明家にすることにしたのよ」とのこと。

ヒロインを「本を読んで過ごすだけの女性」で終わらせないあたりに、エマの活動家としての思いが込められているよう。

アニメ版の世界観はそのままに、現代女性の強さと行動力が加わった新たなるベルを、エマがどのように演じているのかすごく楽しみ! 日本での公開は2017年4月21日。 

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:伊藤 由佳里

COSMOPOLITAN UK