まとめてチェック!2017年に海外で大ヒットした映画15本
これから日本公開になる作品も続々!
日本でも大ヒットした作品から、公開待機中のものまで。昨年海外で話題を呼んだ、気になる映画作品をまとめてチェック!
次にどんな映画を観ようかな?と思っている映画好きのコスモガールにぜひチェックして欲しいのが、コスモポリタン イギリス版が独自の視点でまとめたオススメの『2017年に大ヒットした映画』リスト。
コメディ、ロマンス、ホラー…色とりどりのジャンルから特選映画をピックアップ。女性が活躍する作品が多いのも嬉しいところ。
残念ながら日本公開未定のものも含まれているけど、近々公開されることを祈りつつ、今からチェックしておきましょう。
『レディ・バード』
2000年代初頭のカリフォルニア州サクラメントを舞台に、カトリック系高校に通う冴えない少女レディ・バード(シアーシャ・ローナン)の青春を描き、本年度アカデミー賞5部門にノミネートされている作品。母親とのすれ違い、淡い恋や友情、将来への悩みなど、揺れ動く10代の心を映し出すほろ苦い物語。
『ワンダーウーマン』
女性だけが住む島セミッシラ島で育った、美貌の戦士ダイアナ(ガル・ガドット)の第一次世界大戦での活躍を描いた作品。女性監督パティ・ジェンキンスが指揮をとった大ヒット映画。
『グレイテスト・ショーマン』
ゼンデイヤとザック・エフロンが出演する、というだけでもうワクワクする作品。実在した19世紀のアメリカのエンターテイナー、P・T・バーナムの実話を基にしたストーリー。勤めていた会社が倒産し、仕事を失ったバーナムは、一発逆転の夢をかけて、サーカス団を結成する――。バーナムを演じるのはヒュー・ジャックマン。19世紀のコスチュームが似合いすぎる!
『ダンケルク』
作品賞をはじめ、本年度のアカデミー賞8部門にノミネートされている1作。第二次世界大戦初期の1940年、ダンケルク海岸でドイツ軍に囲まれた連合軍兵士たちのサバイバルを描く。実際にあった"ダンケルク大撤退"がベースとなっており、ハリー・スタイルズ、トム・ハーディ、ケネス・ブラナーなど、出演俳優も豪華。
『ブレードランナー 2049』
1982年のカルト的SF映画『ブレードランナー』の続編。近未来の2049年、環境破壊の進んだ地球を舞台に、人間とレプリカントの抗争を描いた1作。主人公Kを演じるライアン・ゴズリングと、前作で主役のデッカードを演じたハリソン・フォードの共演も嬉しい!
『アイ、トーニャ』
主演女優賞を含め、本年度アカデミー賞主要3部門にノミネート。90年代に活躍した、アメリカのフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの栄光とスキャンダルを描く。圧倒的な実力を持ちながらも、ライバルへの襲撃事件で転落していく天才スケーターを、マーゴット・ロビーが熱演。悲劇的なのにどこかユーモラスなストーリーで、「傑作」との呼び声が高い1作。
『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』
スティーヴン・キングのホラー小説『IT』を映画化した作品。多感な子供にしか見えないピエロ、ペニーワイズの不気味さが全世界を震撼させ、海外では社会現象とも言えるほどのブームに。
『Battle of the Sexes(原題)』
実在のテニス選手でありフェミニストのビリー・ジーン・キングと、男性テニス選手ボビー・リッグスの、1973年のテニスマッチをベースとしたコメディ映画。エマ・ストーンが髪をブルネットに染め、大きなメガネをかけて、同性パートナーのいるフェミニストを熱演。主演2人がゴールデングローブ賞にノミネートされました。
(日本公開未定)
『ゲット・アウト』
白人の恋人ローズの実家に招待された、黒人青年クリス。心配していたような差別的待遇は受けなかったが、代わりに家族や隣人が次々と奇行を見せ始める――というホラー映画。一見上品そうな家族の狂気が不気味。
『シェイプ・オブ・ウォーター』
政府の研究施設で清掃員として働く発話障害の女性イライザと、施設の水槽に閉じ込められている不思議な生物とのラブストーリー。内気なイライザをサリー・ホーキンスが熱演し、ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされたほか、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。アカデミー賞では、最多の13部門にノミネートされている。
『美女と野獣』
全世界で大ヒットした、おなじみのディズニー映画『美女と野獣』の実写版。ベルを演じるエマ・ワトソンと、野獣役のダン・スティーブンスのロマンスは、もうとっくにストーリーを知っているのにやっぱり胸がときめく♡
『ピッチ・パーフェクト3』
大ヒットミュージカルコメディ映画の第3作目。無事大学を卒業した「バーデン・ベラーズ」のメンバーだけど、全員好きでもない仕事にうんざりし、メンバーが再び集結。優勝すれば超有名DJと共演できるというコンペティションに参加するも、強敵が立ちはだかる。アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ブリタニー・スノウらの常連に加えて、ルビー・ローズやDJキャレドなど、注目のセレブも登場。
(日本公開未定)
『君の名前で僕を呼んで』
1983年のイタリアを舞台に、自分のセクシュアリティに目覚める少年の揺れる心を描き、本年度のアカデミー賞では作品賞を含む主要4部門にノミネート。
17歳のエリオが家族とバカンスを過ごす避暑地の別荘に、大学教授である父の元で博士課程論文を執筆中の研究生、オリヴァーが招かれる。自信家のオリヴァーに反発するエリオだが、次第に彼に魅せられていく――。
『ラ・ラ・ランド』
2017年に各賞レースを総なめにした、ミージカル映画『ラ・ラ・ランド』。スターを夢見て撮影所のカフェで働きながらオーディションを受け続けるミアと、自分のジャズの店を開くことを夢見るジャズピアニスト、セブの恋物語。L.A.の華やかさ、夢を叶える高揚感、人生のほろ苦さが詰まった傑作。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『美女と野獣』『ワンダーウーマン』など、女性が主役の映画が大ヒットした2017年。キャリー・フィッシャーの遺作となったシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』も、ヒロインのレイが主役を演じているSF映画。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:山下 英子