「求婚の日」である1月27日を記念して、「プロポーズ」シーンがステキな名作映画をセレクト!
さかのぼること1833年の1月27日、日本で初めて新聞に求婚の広告が掲載されたことから、毎年この日が「求婚の日」とされているのをご存じ? そこで、うっとりロマンティック気分に浸れるものからホロリと泣けるものまで、印象的なプロポーズシーンが登場する名作映画12本をセレクトしてご紹介。
『月の輝く夜に』(1987)
NYのリトル・イタリーを舞台に、イタリア系アメリカ人たちの恋模様を描いたドラマ。幼なじみのジョニー(ダニー・アイエロ)から求婚されたロレッタ(シェール)は、気乗りしないまま承諾するが、ひょんなことからジョニーの弟ロニー(ニコラス・ケイジ)と関係を持ってしまう。ラストのユーモラスなプロポーズのシーンには、思わず笑ってしまうかも。今作でゴールデングローブ&オスカーをW受賞したシェールや、ニコラス・ケイジら濃~いキャスティングも見もの。
『恋人たちの予感』(1989)
ラブコメの女王メグ・ライアンの代表作のひとつ。「友達」から「愛する人」へと徐々に変化してゆく、サリー(メグ・ライアン)とハリー(ビリー・クリスタル)の関係を追ったラブストーリー。ハリーの心からの愛の告白に、ハートを射抜かれた女性も多いはず。ちなみに今作の名場面のひとつを撮影したNYの老舗レストラン「カッツ・デリカテッセン」は、世界中から観光客が訪れる超名店に。
『フォー・ウェディング』(1994)
モテるが結婚には消極的なイギリス人青年チャールズ(ヒュー・グラント)は、友人の結婚式で出会ったアメリカ人女性キャリー(アンディ・マクダウェル)にひと目惚れ。ベッドを共にするも、結婚の文字がチラつくと逃げ腰になってしまい、そのうちキャリーは大富豪と婚約。最終的に彼はどうするのか…? 雨に打たれながらのラストシーンは、ベタなシチュエーションだけど、一風変わったラブリーさ。
『グッドナイト・ムーン』(1998)
『ホーム・アローン』(1990)や『ミセス・ダウト』(1993)のクリス・コロンバス監督が手がけた、名優たちの共演が楽しめる珠玉のヒューマンドラマ。売れっ子フォトグラファーのイザベル(ジュリア・ロバーツ)は弁護士のルーク(エド・ハリス)と同棲を始めるが、彼の2人の子の世話を巡ってルークの元妻ジャッキー(スーザン・サランドン)と衝突してしまう。コワモテなルークの、ハートフルなプロポーズが印象的。
『ウェディング・シンガー』(1998)
プロのミュージシャンを目指しつつ、結婚式を盛り上げるためのウェディング・シンガーとして生計を立てているロビー(アダム・サンドラー)は、ウエイトレスのジュリア(ドリュー・バリモア)と出会い、お互い結婚を間近に控えていることから意気投合。だがロビーのフィアンセ、リンダ(アンジェラ・フェザーストーン)が式当日に逃げ出してしまい、ジュリアに励まされているうち、ロビーは彼女に好意を抱くようになる。微笑ましい求婚シーンは必見!
『メラニーは行く!』(2002)
NYで成功を収めるデザイナーのメラニー(リース・ウィザースプーン)は、市長の息子アンドリュー(パトリック・デンプシー)にプロポーズされるが、実は彼女には故郷アラバマに別居中の夫ジェイク(ジョシュ・ルーカス)がおり、即答できない。保身と過去の清算のため、メラニーは長らく帰っていなかった地元へと戻るが…。冒頭のプロポーズのシーンは、なんとNY五番街のあのティファニー本店を貸し切って撮影。メラニーのつもりになって観てみよう。
『ビッグ・フィッシュ』(2003)
ティム・バートンが現実とファンタジーを織り交ぜて描いた、父と息子の愛の物語。脇を固める俳優陣も豪華で見ごたえあり。"誰も信じないホラ話"を意味するこの映画のタイトルは、いったいどういうことなのか…? 一面咲き乱れるスイセンの中で、エドワード(ユアン・マクレガー)がサンドラ(アリソン・ローマン)に愛を告げるシーンは、実に愛らしくドリーミー。
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(2004)
大人気ラブコメシリーズの2作目。前作でとうとう恋人同士になった、ブリジット(レニー・ゼルウィガー)と弁護士のマーク(コリン・ファース)。ラブラブだが、心配事やトラブルは相変わらず尽きず、七転八倒するブリジット。彼女は無事マークとゴールインできるのか? いかにも彼女らしい、笑みがこぼれるようなプロポーズシーンに注目。
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)
多くのミュージシャンに影響を与えた実在のシンガーソングライター、ジョニー・キャッシュと、彼が一途に思いを寄せた女性シンガー、ジューン・カーターの、愛の軌跡のストーリー。何度も何度もジューン(リース・ウィザースプーン)に愛を告白し続けたジョニー(ホアキン・フェニックス)が最後にキメたプロポーズには、胸がキュンとしてしまうはず。本作でリースはアカデミー賞主演女優賞を獲得。2人の歌声も堪能して。
『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』(2007)
アメリカのコメディ映画を牽引する、ジャド・アパトー監督による大ヒットラブコメ。酔った勢いでダメ男ベン(セス・ローゲン)と一夜を共にしてしまったTVキャスターのアリソン(キャサリン・ハイグル)は、妊娠してしまう。その連絡を受けたベンは…。ダメ男だけどそれなりに必死なベンが思いを告げるシーンには、つい共感してしまうかも?