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ロイヤル好きなら観ておくべき「英国王室」を描いた映画

エリザベス1世からダイアナ妃まで、イギリス王室がよく分かる!

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これを見れば王室通♡「イギリス王室を描いた映画」6
Aflo/Everett Collection

ヘンリー王子の婚約に挙式、そしてもうすぐ生まれるウィリアム王子とキャサリン妃の第3子! 華やかなニュースが続くイギリス王室は、ますます注目の的。

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これを見れば王室通♡「イギリス王室を描いた映画」6
Aflo/Everett Collection

今回は、ロイヤルウォッチ―ならば必ず見て起きたい「イギリス王室を描いた映画」をご紹介。16世紀から現代までを映画で振り返ることで、現在のイギリス王室の成り立ちがよく分かるはず。

ロイヤルファミリーの一員になることの苦労も改めて分かるので、メーガンの気持ちになって見るとちょっぴり感情移入できるかも!?

(※映画の紹介は時代順になっています)

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『エリザベス』(1998年)

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Elizabeth: The Golden Age Official Trailer #1 - (2007) HD
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父・ヘンリー8世により、国教がカトリックから新教(プロテスタント)であるイングランド国教会に変わったばかりの16世紀のイングランド。宗教抗争に揺れる中、異母姉メアリー女王が病死したことにより、エリザベス(ケイト・ブランシェット)は25歳の若さでエリザベス1世として即位することに。側近は欧州列強国の王子との政略結婚により国の安定を目指すことをすすめるが、エリザベスは自らの力で国を立て直すことを決意する。

当時「沈まぬ太陽」と言われたスペインの無敵艦隊を破り、イングランドを強国へと押し上げたエリザベス1世はイギリスの歴史における重要人物。メアリー女王や登場人物たちは中世イギリスを舞台としたドラマ・映画作品の常連なので、この時代をしっかり押さえられる映画としても〇。強さと気品を併せ持つエリザベス1世を、ケイト・ブランシェットが圧倒される美しさで熱演! 第71回アカデミー賞7部門にノミネート(メイクアップ賞受賞)、続編『エリザベス:ゴールデン・エイジ』も製作されました。

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『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(2009年)

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Young Victoria - Trailer (Deutsch)
Young Victoria - Trailer (Deutsch) thumnail
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19世紀初頭のイギリス。まだ10代のヴィクトリア(エミリー・ブラント)は叔父である国王ウィリアムの後継者として女王に即位することが運命づけられている。彼女の地位を利用しようとする母(ケント公爵夫人)の愛人コンロイは「自分を摂政に」と圧力をかけるが、ヴィクトリアは「操り人形になりたくない」と拒否し続ける。そんな中、ベルギー国王が、甥のアルバート(ルパート・フレンド)を「ヴィクトリアの婿候補に」と送り込む。

大英帝国がもっとも繁栄した時代の象徴として語られるヴィクトリア女王。彼女の人生をロマンスの観点から描いた作品。利権を狙う大人たちの中で、毅然とした態度で臨む若き女王としての顔と、「愛する人と共にいたい」と思うひとりの女性としての顔をエミリーが好演。ロンドンのガイドブックに必ず掲載されている「ヴィクトリア&アルバート博物館」「ヴィクトリア&アルバート・ホール」にも名が刻まれている、"あの"ヴィクトリアとアルバートの愛の物語です。

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『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』(2011年)

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Madonna - W.E. Official Trailer
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1998年、ニューヨーク。著名な精神分析医を夫に持つウォーリー(アビー・コーニッシュ)は贅沢なセレブ生活を送るものの、夫は冷たく、妊活にも非協力的。ある日、元勤務先である「サザビーズ」でウィンザー公爵とウォリス・シンプソン夫人(アンドレア・ライズボロー)の遺品がオークションに掛けられることを知り、内覧会に出向く。自分の名前の由来でもある"ウォリス"と自分を重ね合わせるようになったウォーリーは、連日内覧会に通うようになる。

ハンサムでプレイボーイ、国民から絶大な人気を誇り皇太子時代は「プリンス・チャーミング」と呼ばれたイギリス国王エドワード8世。独身で即位(1936年)するも、2度の離婚歴のあるアメリカ人・シンプソン夫人と結婚するため、わずか325日で王位を捨てたことで有名。このイギリス王室を揺るがす大スキャンダルの顛末を、美しい衣装と共に現代に生きる女性の視点を通して描いた作品です。マドンナが監督したことでも話題に。アンドレア演じるシンプソン夫人のそっくりぶりはお見事! 

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『英国王のスピーチ』(2010年)

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映画『英国王のスピーチ』予告編
映画『英国王のスピーチ』予告編 thumnail
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イギリス国王ジョージ5世(在位1910~1936年)の次男であるアルバート王子(コリン・ファース)は、幼いときから吃音(どもり)に悩まされていた。父の名代として大英帝国博覧会閉会式でのスピーチに立つも、失敗に終わり落胆する。「自分は次男だから、国王になるわけではない」と思いつつも吃音を克服したいアルバート。しかし父の死去後に即位した兄・エドワード8世が1年もたたないうちに退位することになり、自分が国王・ジョージ6世として即位することに。

『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』で紹介したエドワード8世の弟であるジョージ6世が主人公。思いがけず国王になってしまった彼が、妻エリザベスの大きな愛と言語療法士ライオネルの献身的なサポートで吃音を克服し、ある歴史的スピーチを成功させるまでを描いています。時はラジオ時代。第2次世界大戦の始まりと共に、国王の声を待ち望む国民の期待は理解できるものの、プライドも邪魔してしまいライオネルと衝突してしまう国王。兄とは違ってやや"野暮ったい"王様が少しずつ変化していく姿が感動を誘います。ライオネル役のジェフリー・ラッシュの飄々とした演技は秀逸!

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『ダイアナ』(2013年)

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DIANA OFFICIAL TRAILER 2013 (HD)
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チャールズ皇太子との離婚を表明したダイアナ妃(ナオミ・ワッツ)。友人の家族を病院に見舞ったことをきっかけに、パキスタン人の外科医ハナット・カーン(ナヴィーン・アンドリュース)と出会う。彼に夢中になっていくダイアナ。2人が関係を続け、共に幸せになれる道を考えるようになる。

故ダイアナ妃の生きた最後の2年間に焦点を当て、日本ではあまり知られていなかった外科医との恋愛を描いた作品。映画としては高い評価を受けなかったものの、報道から知る「あのシーン」の背景、ロイヤルファミリーのメンバーであることの難しさ、そして多少の自由も許されているイギリス王室の様子が分かるのは興味深いはず。すでに伝説となってしまったダイアナ妃ですが、亡くなった当時まだ36歳。若く、美しく、傷心だった彼女が求めたものは、案外にもシンプルなものだったことが分かります。

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『クイーン』(2006年)

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The Queen (2006) - Official Trailer
The Queen (2006) - Official Trailer thumnail
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1997年8月、休暇中のエリザベス女王(ヘレン・ミレン)のもとにある知らせが伝えられる。息子・チャールズ皇太子の元妻であるダイアナがパリで事故死したとのニュースだった。ダイアナのことを「もう王室メンバーではない」と考える女王はそのまま休暇先に留まるが、就任したばかりのトニー・ブレア首相(マイケル・シーン)は国民の気持ちがそれでは収まらないことに気づく。

公開当時から女王役のヘレン・ミレンのそっくりぶりが話題となった作品。ダイアナ妃に対する冷ややかな態度から、国民の反感を買うことになる女王が「1人の人間」として孤独を感じるさまが静かに描かれています。「常に国民に寄り添う女王」としての自負があるにも関わらず、ブレア首相やチャールズ皇太子のように柔軟な考え方ではない女王自身の葛藤、そして"外野"としての意見を素直に語るブレア首相の妻シェリーの言動など、いくつかの視点から王室を見つめているところもこの映画が支持された理由かもしれません。ちなみにエリザベス女王は『英国王のスピーチ』の主人公、ジョージ6世の長女。

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