友達や家族、大切な人に手紙で想いを伝えてみては?
メールやチャット、LINEで簡単に世界中の誰かと連絡が取れる今だからこそ、大切にしたい手紙という文化。大切な誰かに想いをしたためたくなるような映画をここにご紹介。さあ、ペンを手に取って、あの人に手紙を書いてみてはいかが?
スティーヴン・スピルバーグが、ピューリッツァー賞受賞の原作をもとに撮った作品。1909年から始まるふたりの黒人姉妹の心の交流と絆を、人生の悲哀を交えながら40年もの歳月にわたり描いた重厚な人間ドラマ。姉セリーは、離ればなれになった妹ネティからの手紙を待ち続けるが…。ウーピー・ゴールドバーグは本作が映画デビューながら、アカデミーにノミネート。クインシー・ジョーンズによる音楽もポイント。予告編はこちら。
珍しい本を集めるのが趣味のNYの女性作家ヘレーヌは、ある日新聞広告で見たロンドンの古書店がレアな本を扱っていると知り、注文の手紙を出す。店主フランクの丁寧な手紙とともに目当ての本が届き、これをきっかけにふたりは文通を始める。ふたりが手紙を通じて交わすプラトニックな愛に、心温まるはず。アンソニー・ホプキンス、アン・バンクロフト主演。予告編はこちら。
カンヌ国際映画祭やゴールデングローブ賞などで数多くの受賞を果たした名作。舞台は1640年のブルゴーニュ。詩の才能に恵まれ、剣の腕は一流、哲学者でもある男シラノ・ド・ベルジュラックの唯一のコンプレックスは、その大きな鼻。ロクサーヌという女性を深く愛していたが、彼の想いを知らないロクサーヌから恋愛相談をされてしまう。心優しい彼は、彼女と相手のキューピッドになろうと、ラブレターを代筆する。予告編はこちら。
チリから亡命し、南イタリアの小島にやってきた偉大な詩人パブロ。父の跡を継いで漁師になるのを望まない純朴な青年マリオは、世界中から送られてくるパブロ宛のファンレターを届けるべく、臨時の郵便配達人になる。そして配達を続けるうち、ふたりの間には次第に友情が芽生えてゆく。この映画に感動したジュリア・ロバーツやマドンナら豪華セレブたちが、サントラ用にネルーダの詩の朗読に参加したのも話題になった。予告編はこちら。
ベストセラーとなったニコラス・スパークスの同名小説を映画化。シカゴの新聞社で働くテリーサは、休暇で訪れたケープコッドの浜辺で手紙の入ったビンを拾う。亡き妻への感動的な愛の言葉が綴られたその手紙を新聞記事で紹介したところ、絶大な反響を得て、テリーサは手紙の主を突きとめようと決心する。『ワンダーウーマン』のロビン・ライトと、『ドリーム』のケビン・コスナーの名演が光る。予告編はこちら。
ドストエフスキーやチェーホフにも多大な影響を与えたロシアの文豪プーシキンの自伝的傑作を映画化。享楽的な生活の末に財産を使い果たした貴族オネーギンは、社交界に嫌気がさし、伯父の地所を相続しようと田舎に引きこもる。そこで彼と知り合った純粋な田舎娘タチヤーナはオネーギンに惹かれ、その想いを情熱的な恋文に託すが…。予告編はこちら。
言わずと知れた大ヒット恋愛映画。認知症を患う老女のもとにやってきては、ノートに書かれたある物語を読み聞かせるデューク。物語の舞台は1940年代。良家の子女アリーと労働階級者のノアは恋に落ちるが、家族に反対され引き裂かれてしまうふたり。アリーを一途に想うノアは毎日手紙を書き続ける。アリーとノアを演じたレイチェル・マクアダムスとライアン・ゴズリングのフレッシュな演技に、世界中が釘付け。予告編はこちら。
アマンダ・サイフリッド主演のラブストーリー。婚約者のヴィクターと『ロミオとジュリエット』の舞台として有名なヴェローナへやって来たソフィは、ジュリエットの家をひとりで訪れる。そこで偶然、壁の中で眠っていた50年前の手紙を発見し…。世界中から届く恋愛相談の手紙に"ジュリエットの秘書"と呼ばれる女性たちが返事を書く、実在の「ジュリエットレター」が題材。恋の悩みを抱えているなら、ジュリエットの秘書に手紙を書いてみては? 予告編はこちら。
最愛の妻を亡くしたことすら覚えていられないほど認知症が進行している90歳のゼヴ。ある日、アウシュヴィッツを共に生き延びた友人のマックスから1通の手紙を託された彼は、かつてふたりの家族を奪い、身分を偽って生き延びているというナチの隊員に復讐すべく、物忘れと戦いながら、かすかな記憶と手紙を頼りに仇討ちの旅に出る。心揺さぶるラストは必見。予告編はこちら。
マドリードで一人暮らしをする55歳のジュリエッタ。彼女はある日古い知人から、12年前に突然家出したまま音信不通の一人娘アンティアを見かけたと聞かされ、動揺する。封印していた過去と向き合った彼女は、居場所すら知らない娘に宛てて手紙を書き、自身の数奇な人生を語り始める…。スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルが描く、母と娘の人生の悲喜こもごもに、胸を締め付けられて。予告編はこちら。
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