エミー・カリアさんは、オランダを拠点に活躍する30歳のアーティスト。コスモポリタン アメリカ版によると、InstagramYouTubeでは、彼女が絵を描く様子を高速再生したビデオが話題を呼んでいるよう。彼女の作品を初めて見る人は、そのリアルさに息を呑むはず。

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補助教員と保育士の資格を持っている彼女は、10年以上仕事をした後2014年に休職し、絵を書き始めたのだとか(子供の頃からの趣味だったのだそう)。「黒鉛筆で描かれた肖像画をInstagramで見た瞬間、アートに対する情熱が再び沸き起こってきたんです」と、エミーさん。「そして、自分でもあのような絵を描いてみたいと思いました。いろいろと試行錯誤を重ね、長時間かけて練習したところ、コツがわかってきて、定期的に絵を描くことが楽しくなってきました」。

エミーさんは本格的に美術を学んだことがなかったものの、その才能は家族譲りのよう。「祖父はデッサン画家で、アートマネージャー兼評論家として働いていました。そしてカナダとスペインで画廊をオープンし、現在は南フランスで小さな画廊を経営しています。母はアムステルダムで祖父から美術を学んでいたので、その影響で私も子供の頃から創造性を発揮したり、絵を描くことが趣味になったんです」。

エミーさんは写真と見紛うばかりの髪の絵をいとも簡単に描いているけれど、このレベルに達するのは決して簡単ではなかったそう。「髪の絵を描くのは難しいけど、でも大変だからこそ、やりがいがあると思ったんです」。

最初は人物画を描いていたものの、髪の描き方がわからなかったため、苦心したんだとか。「それでも、練習に練習を重ね、正しいテクニックをマスターしました。それ以来、髪を描くのが楽しくなりました」。リアルな髪を描くためのコツはというと、「1本1本描かないこと。それよりもむしろ、セクションごとに区切って描くこと。詳細まで手を抜かずに描くとリアルに見えます」。

彼女が順を追って示したプロセスがこちら。

描き始めから完成までの様子。

彼女のようにリアルな髪の描き方を学びたいと思ったら、YouTubeにアップされたレッスンビデオに沿って練習すれば、不可能ではないかも…?

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Tutorial | How to draw, shade realistic hair with graphite pencils | Emmy Kalia
Tutorial | How to draw, shade realistic hair with graphite pencils | Emmy Kalia thumnail
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上のレッスンビデオではポニーテールと、編み込み+フィッシュテイルの描き方をデモンストレーションしているエミーさん。

さらに動画の中で彼女は、薄い色、中間色、濃い色のペンシルを駆使することがリアルな髪を描くための秘訣だとアドバイス。下にある絵を描くために使われた4種類の色鉛筆がこちら。

すごい技術…。

ちなみに、エミーさんは髪の毛以外のものを描くのも得意。手描きの絵とは思えない唇、目、顔をはじめ、様々な絵を披露しているよう。

これを見て創作意欲に火がついた人は、早速色鉛筆とスケッチブックを買いに画材屋までGO! 次にネットを騒がせるのは、あなたかも!?

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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