映画監督ウディ・アレンと女優ミア・ファローの養女ディラン・ファロー。1992年に「7歳の頃にウディから性的虐待を受けた」と告白した彼女が2018118日(現地時間)、米CBS局のニュース番組『This Morning』に出演し、改めて性的虐待について語ったという。

インタビューはコネチカット州にある彼女の自宅にて敢行。2014年に米『ニューヨーク・タイムズ』紙、201712月に米『ロサンゼルス・タイムズ』紙に性的虐待に関する書簡を公開したディランは、「私の証言は信用できるし、私は真実を話している。被害者一人ひとり、そして告発者一人ひとりの証言はとても重要なの。そのことにひとりでも多くの人が気づいてくれると嬉しい」「そうすることで状況は変えられる。それだけで十分なの」と同番組のアンカー、ゲール・キングさんに語った。

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過去のセクハラ被害を公表する「#MeToo」や性的暴力の被害者たちとの連携を示す「Time's Up」などの運動が活発化するなか、ウディのセクハラ疑惑にも再び目が向けられている。映画『Lady Bird(原題)』のグレタ・ガーウィグは「ウディ・アレンに関していうと、あくまでも私個人の意見だけど、もしあの時事実を知っていたら、彼の映画には出演していなかったと思う」と米『ニューヨーク・タイムズ』紙に告白

さらに「ディラン・ファローの公開書簡を読み、その事実に胸が張り裂けそうになった。ウディの映画『ローマでアモーレ』に出演したことで、またひとりの女性を傷つけてしまったと後悔したわ」とコメントし、ウディとは「二度と仕事をしない」と断言した。

他にも、1995年にウディの映画『誘惑のアフロディーテ』に出演したミラ・ソルヴィノがディランに「私はあなたを信じる」とエールを贈り、レベッカ・ホールとティモシー・シャラメが最新作『A Rainy Day in New York』の出演報酬を全額「Time's Up」に寄付すると発表。

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同じく最新作に出演するセレーナ・ゴメスもギャラを寄付するとの噂があるけれど、まだ正式には発表されていない。ディランはインタビューで何を語るのか、そしてセレーナはギャラを「Time's Up」に寄付するのか。続報に注目。

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※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Reiko Kuwabara

From: ELLE UK