2018121日(現地時間)に開催される第24回全米映画俳優組合賞(SAG)の授賞式。司会もプレゼンターも全員女性が務めることが明らかに。

米『ハリウッド・リポーター』誌によると、来年は女優のクリスティン・ベルが司会者として登場し、ノミネートを発表するプレゼンターは全員女性なのだそう。これまでプレゼンターは、男女のペアが務めることが一般的だったけれど、大物プロデューサーや映画監督のセクハラ騒動により、来年はハリウッドで活躍する女性たちに焦点を当てることになったという。

SAGのエグゼクティブプロデューサー、キャシー・コンネルさんは同誌に対し「1月に開催されたウイメンズマーチにはじまり、今年1年は女性に関する話題でもちきりだった」「これ(プレゼンターを全員女性にしたこと)は、声をあげた勇気ある女性たちに対する敬意を表している」とコメントしている。

アカデミー賞では毎年、その年の主演男優賞に輝いた俳優が、来年度の主演女優賞のプレゼンターとして登壇。でも今年の主演男優賞を受賞したケイシー・アフレックには複数のセクハラ疑惑があるため、来年の主演女優賞のプレゼンターにはあまり向いていないかも…SAGの発表を受け、アカデミー賞など他の映画賞はどう動くのか、引き続き注目したい。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Reiko Kuwabara

From: ELLE