LAで、失恋した人たちの「グループ・セラピー」が始動!?

「心の痛みを分かちあうのは、家族や友達よりも他人のほうがいい時もあるから」

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現在ロサンゼルス・ドジャースのスタジアム・ホストをつとめ、『E!ニュース』や、テレビ番組『エレンの部屋』などを手がけているテレビ司会者兼プロデューサーのナズ・ペレスさんは、「恋愛」のテーマをずっと追いかけてきた人。

アメリカABCテレビで超人気の恋愛リアリティ番組『バチェラー』シリーズのプロデュース経験で、さらに恋愛分野のエキスパートになったという彼女。『バチェラー』は、ひとりの独身(バチェラー)エリート男性のハートを射止めようと、25人の美女が競い合うという内容で、今年から日本版もネット配信されているので、ご存じの人も多いはず。

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そんなナズさんが最近<ハートブロークン・アノニマス>というグループ・セラピーを立ち上げたそう。これは、アルコール依存症の互助会<アルコホーリクス・アノニマス>をもじった失恋版お助け会で、初対面の他人同士が集まって失恋の痛みを分かちあうという企画なのだとか。

彼女がこの企画を思い立ったきっかけや、そこにある思いとは…? コスモポリタン アメリカ版が、ご本人にインタビューしてきました!

失恋したみんなが集まって、自分の感情について話せる安全な場所を提供したいの。

「ある日家のドアをノックする人がいて、すべてはそこから始まったの。たまに姿を見かける程度の近所の女性だったんだけど、ひどく落ち込んでいるみたいだったから家に入ってもらったら、突然泣き崩れてしまって。話を聞いてみると、10年も付き合った彼と別れたばかりだっていうの。10年よ! 失恋の痛みがそれはもうひどくて、誰かに聞いてもらいたかったって彼女は言ったわ。でも、それを私に話すのが安心だって言うの、なぜならお互いによく知らないから。身近な人って、けっこう厳しいことを言ったりするのよ。たとえ向こうは助けになろうとしているとしても、ね。

失恋してお母さんや長年の親友に電話すると、たとえばこんなことを言われたりするでしょう? 『だからあんな人、最初から付き合わなきゃよかったのよ。私はあの人のこと、実は嫌いだったわ。あなたにふさわしくないわよ』とかって。だから、かえってよく知らない相手の方が、安心して話せる場合ってあるのよね。洗いざらいしゃべっても、そのまま受けとってもらえるから」

"Mom, I'm on the other line with Dad. Dad, I gotta go, I'm eating ice cream."

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「『バチェラー』のプロデューサーとして2年間働いていた間にも、失恋したときの気持ちについて、似たような話を聞いたことがあったわ。恋愛は私の永遠のテーマ、いつももっともっと知りたいと思っているの――それが人にとってどんな意味があるのか、どんな気持ちになって、どんな行動へのきっかけになるのかとかね。失恋後、新たにスポーツチームの追っかけを始めるとか、新しい趣味を始めるとか、それこそ外国に行ってしまうとか! 恋を失ったことが何か新しい行動のきっかけになることだってあるのよ。だから長い間、恋愛と失恋についていろんな話を聞いてきて、思ったの。『同じことをコミュニティの中でもできるんじゃない?』って。

そこでアイデアがわいたの。失恋したときに、同じく失恋した人たちに自分のことを語れる場所があったら素敵じゃないかなって。(こんな気持ちでいるのは)自分だけじゃないとわかって、安心してすべてを話せるところ。こうして<ハートブロークン・アノニマス>が生まれたの」

2 WEEKS! #HeartBrokenAnonymous

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「(最初は)ちょっと派手なことも考えたわ、たとえば、リッチなホテルやスパに、似たような経験をした男女のグループで集まる。そしてアイスクリームを食べたり、甘い恋愛映画を見たり、子犬と遊んだりしたらどうかなって。

それはまあ夢物語として、現実的にみて何ができるかを考え始めたの。私は恋愛が好き、そして愛を信じている、そして人が傷つくのもわかる。別にすっかり気分が晴れるのを目指さなくてもいいの。もちろん、私は心理学者でもないし、誰かを治療するような資格も持っていないし。でも、人の仲立ちをすることはできる。あなたはひとりじゃないのよ、と伝えたいの。

実は私自身はまだ、彼氏を持つっていう経験をしたことがないのよ。でも恋したことはあるし、失恋の経験もある。私が一番つらいのは、人に別れを告げること。誰かの横で眠って、最高の友達になることだってできるのに、ある朝目が覚めたら相手が最初から存在していなかったみたいになっているなんて、理解できない。とっても悲しいと思う。だからそのことについて、なんとかしたいの。

もちろんすべてを癒してくれるのは"時間"だってことは、誰だってわかってる。でも、誰かがその道をたどるための手助けができたり、立ち直るまでの時間のつらさを少しでも軽くできれば、それってすごいことじゃないかなって思うの。

みんなが集まって、自分の感情について話せる安全な場所を提供したい。だって感情的な痛みは、体のどこかが痛いのと同じだから」

将来的にはこのグループを、恋愛に限らず、悲しんでいる人が誰でも参加できる場所にしたい。

ナズさんいわく、最初のグループ・セッションは5月11日に行われたそう。会場はコーヒーショップに劇場施設もある、<Open Space LA>という場所。とてもリラックスした、落ち着いた雰囲気の中、ラグマットや枕を床に置き、自分の弱さをさらけ出しても大丈夫なスペースを作ったとのこと。

基本は輪を描いて座り、ひとりずつ話す形式。でも、「気が乗らなければ自分のことは話さなくても全然OK」と、ナズさん。聞くだけでもかまわないし、泣きたければ泣いてもいいというスタイルにしたのだとか。

「ごく最近恋人と別れたという人は、たくさんいると思う。ロサンゼルスで恋人を見つけるのはすごく難しいし(笑)。ここにいる人たちは、ショービズ界で働きたいとか、夢を追ってこの地に移ってきたのであって、必ずしも恋に落ちようとは思ってはいないから。ロスの人はみんな、『別に彼氏なんていいわ、仕事と結婚したんだもの』みたいに言うのよ。まさに『ラ・ラ・ランド』の世界なの!

でも失恋は、どんな理由にしろ本当に大変なことなんだっていうことも、私は伝えたいの。失恋だけでなく、親や配偶者、ペットを亡くした時も、人は悲しみの底に沈んでしまうでしょう。だから将来的にはこのグループを、恋愛に限らず、悲しんでいる人が誰でも参加できる場所にしたい。そしてここに来て気持ちをシェアして、自分の感情を受け入れて、できればそれを消化する、そんな場所にしていけたらと思ってるのよ。

『ライオン・キング』のラフィキがこんなことを言ってるの。わたしの大好きな、ハッシュタグをつけたいぐらいの言葉なんだけど。"つらい過去もある、だがそこから逃げることもできれば、そこから学ぶこともできるんだと、わしは思うぞ"って。できれば<ハートブロークン・アノニマス>の人たちには、経験から学んでほしいと思ってるわ」

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:佐々木紀子(Office Miyazaki Inc.

COSMOPOLITAN US

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