4月21日、91歳の誕生日を迎えたエリザベス女王。実はコスモポリタン イギリス版によると、女王の誕生日は、その日だけじゃないのだとか! トゥルーピング・ザ・カラーと呼ばれる軍事パレードが行われ、王室師団選りすぐりの近衛兵が参加する女王の誕生日祝賀式典が開催されるのはなんと6月17日! え…4月の誕生日って一体何だったの?

イギリスでは、この6月の誕生日こそが"公式誕生日"。国内に生息する白鳥すべてが女王の持ち物とされているように、2度にわたるお祝いは、英国君主の持つ特権なのだとか。

では、どうして"公式"の誕生日は生まれたのか?

1683年、かつての英国王ジョージ2世が生まれたのは11月。イギリスの11月は日本の冬くらい寒く、朝晩の寒暖差も激しい。そんなときに誕生パレードなんて…!というわけで、あたたかく気候のよい夏の6月に祝賀行事を行おうと、2つめの誕生日「公式誕生日」ができたそうです。

そう、2度にわたる誕生日は、イギリス特有のお天気に由来していたんですね。

通常は6月の第2土曜日に開催される公式の誕生日ですが、今年は来たる6月17日に開かれるもよう。その日女王は、まずロンドン中心部にある広場、ホース・ガーズ・パレードにて近衛兵の閲兵を行い、その後バッキンガム宮殿のバルコニーから、他の王室メンバーとともに英空軍による祝賀飛行を見守るとのこと。

もし6月にロンドンにいるなら、華やかなパレードと女王陛下のお姿、一目でも見ておきたい!

※この翻訳は、抄訳です

Translation:浜口寛子(Office Miyazaki.Inc)

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