ワン・ダイレクション、リトル・ミックス、オリー・マーズ、レオナ・ルイスなど日本でも大人気の歌手を大勢発掘してきたイギリスのオーディション番組「Xファクター」。その番組にやらせ疑惑が浮上したとコスモポリタン イギリス版が報じている。
問題となったのは2015年の第12シリーズに出演した、ルイーザ・ジョンソンの映像。審査員リタ・オラとメーガン・トレイナーの方へ歩いていくシーンで視聴者が異変に気付いた。
「一発勝負」を売りにしている番組にもかかわらず、ルイーザが"審査員の家"という名の建物から出てくる瞬間は黒いサンダルを履いており、直後に白いスニーカーに変わり、歌を披露しているシーンではまた黒いサンダルに戻っているというのだ(※動画には"家"から出て来る瞬間の映像はありません)。
ヒールが土に埋まってしまうから、スニーカーに履き替えたのでは、と考える視聴者もいるようだけれど…
「ルイーザの通過はやらせよ!」
「Xファクターは詐欺だ。ルイーザが違う靴を履いてた。2度チャンスがあったってことだよ」
「一瞬で靴を履き替えられるルイーザはすごい。#XFactor #fix(やらせ)」
「編集ミス。登場シーンと歌唱シーンで靴が違う。#XFactor」
「ルイーザが2足の靴を履いている…ってことは2回歌った…Xファクターはやらせだ!」
これについて、番組側は「出場者の全員が2度撮影する。1回はアコースティックで、もう1回はカラオケに合わせている。編集の失敗であり、彼女を優遇した訳ではない」と説明。
また、広報担当者はこう付け加えた。
「ルイーザは『リスペクト』を1テイクで歌いました。もちろんその間は同じ靴を履いていました。ですが我々は時に、他の出場シーンから一部映像を使うことがあります。今回の白いスニーカーの部分は、別パフォーマンスの際の映像です」
そう言われると、複数のテイクを撮影するということは、そこまでショッキングなニュースではないのかも…。でも、このような裏話を聞いてしまうと、番組のワクワク感が減る気がするのは私だけ?
次のステージに進出する出場者の写真が、発表前にTVに映し出された事故もあったことだし、スタッフはこっぴどく叱られたことでしょう。
※この翻訳は、抄訳です。