ジョニー・デップの母が亡くなった3日後、アンバー・ハードが離婚を申請していたことが発覚。

わずか15カ月の結婚生活だった。離婚の理由は「和解し難い不和」だそう。離婚が発覚した前日に、ジョニーはトーク番組に出演したが、夫婦関係について一切触れることはなかった。

"家族から嫌われていた"ことが、離婚理由?

アンバー・ハードは配偶者扶養料を求めていると言われている。ただ、婚前契約を交わしていなかったとのことで、ジョニーはハリウッドの凄腕弁護士を雇い、請求を取り下げるよう裁判所に要求。

ちなみに、ジョニーの総資産は約4億ドル(約439億円)だと言われており、バハマ諸島に島も所有している。

ジョニーは弁護士を通じて、アンバーに弁護士費用は自分で支払うよう伝えているそう。ジョニーの弁護士はローラ・ワッサーという有名女性で、これまでに数々のセレブ離婚を担当し、手強い人物として知られている。アンバーの弁護士サマンサ・スペクターは、家族法専門の弁護士だそう。

離婚に至った経緯は、ジョニーの子どもたちも兄弟も母親も、全員アンバーのことが大嫌いだったからと言われている。母親に関しては、友人に「アンバーはジョニーをお金とキャリアのために利用している」と話していたそう。さらにジョニーの家族全員が、「ジョニーはアンバーからひどい扱いを受けている」と周囲に漏らしていたらしい。これが本当ならば、アンバーはよく耐えてきた、とも言える。

一部では離婚に昨年のオーストラリアでの事件が関わっているのではないか、と囁かれている。こちらが話題になった謝罪動画。"最高の演技"だと言われているジョニーに注目。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Johnny Depp & Amber Heard apologise for illegally bringing dogs to Australia
Johnny Depp & Amber Heard apologise for illegally bringing dogs to Australia thumnail
Watch onWatch on YouTube

昨年アンバーが愛犬をオーストラリアに不法に持ち込もうとしたため、10年間刑務所に入れられそうになった危機があった。副首相兼農相であるバーナビー・ジョイスにも、夫妻の離婚について責任を感じるかという質問があったほど。それに対し「いくら私とデップさんの敵対関係(ジョイスのことを『トマトのような顔』と言ったことなど)が報道されていると言え、私は人間関係の破綻を楽しむことはしない」と真面目に答えた

幸せそうだった結婚生活

2015年、アンバーはジョニーの前パートナーとの間に生まれた子どもの母親になったことについて、「とても光栄だし、素晴らしくて、人生で1番のびっくりプレゼントだわ。今までに知らなかったフレーバーや色が人生に増えたの。すごく幸せよ」と語っていた。

ジョニーは2016年1月に行われた授賞式でも「私に耐えてくれて、さまざまなキャラクターに我慢してくれている妻アンバーにも感謝をしたい。決して簡単なことではないから」と妻を讃えていた。

さらにジョニーは、今週月曜日に行われた映画のプレミアで、子供についても「コウノトリを待ってるよ」と話したばかり。

反対に、少し気がかりなインタビューもあったよう。

2015年のインタビューで結婚への不安についてアンバーは「1番恐れていることは、自由をなくす可能性があるということ。絶対に失いたくないの。これまで自由と安心を得られるように頑張ってきたのだから」「私はすごく自立している性格」と語っていた。

関係者によれば「結婚前のアンバーはルームメイトと暮らすクールな女子で、彼女もいた。すでに婚約パーティーの段階で、22歳年上の男性と結婚することに不安を感じていた。婚約中にもケンカし、結婚も危ぶまれた」とのこと。

結婚1周年についてある関係者は、「結婚1年目は簡単ではなく、激しい性格同士、ぶつかり合うことも多かった。しかし、その情熱があるから、今まで一緒に難局をくぐることができた」と話していたそう。

あまりプライベートを明かさない夫婦だったこともあり、最後にツーショットを撮られたのは4月、オーストラリアの裁判所だった。

ジョニー・デップとアンバー・ハード オーストラリア裁判2016
Getty Images

現在ジョニーは新作映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の宣伝に大忙し。しかし、隣にアンバーの姿はない…。

ジョニーは代理人を通じて、「短い結婚期間だったこと、また母を亡くしたばかりだということもあり、私生活に関わる誤った情報やゴシップにはコメントをしない」と伝えた。

アンバー側の関係者は、「何カ月もケンカが続き、人生の次のステップに進むために離婚は必要」「自身を大切にするために、しなければならないことをした」と話しているそう。

今回に限っては情熱だけでは乗り越えられない様子。泥沼化しそうな予感…。

instagramView full post on Instagram