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Shoko Takayasu

20代前半まではバレンタインデーをかなり意識していたというラブリさん。周りのみんなに配るために、毎年のようにチョコを買い込んだり、スイーツを手作りしたりしていたんだとか。28歳になった今、すっかり落ち着いた大人な「バレンタイン観」を語っていただきました!

【ラブリPROFILE

19891127日生まれ、愛媛県出身。モデル&タレントとして幅広く活躍し、数々のメディアに出演している。最近は作詩、写真、絵などアートワークも積極的に行っている自身、初写真詩集となる『愛は愛に愛で愛を』が好評発売中!

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――バレンタインデーはラブリさんにとって、どういう日ですか?

あまりバレンタインを意識したことはないんですよね。普段スイーツ作りをしないので、きっかけとして「スイーツを作れる日」みたいなイメージです。よく作っていたのはあんこトリュフ。簡単なのにすごくおいしくて、これは定番で作っていました。こしあんとチョコを混ぜて、そこにきな粉とか入れた和風のトリュフです。それをいっぱい作って、周りに配るみたいなことを毎年やっていました。レアチーズタルトとか、小さなタルトを作ったこともあります。(編集部:女子力高いですね!)いえ、普段お料理は作るんですけど、お菓子作りは年に1回のことなので(笑)。今年も作れたらいいんですけど、よほど「作るぞ!」という気合いがないと、スイーツって作らなくなりましたね。

――義理チョコ以外に、本命チョコとか、ご家族とかにあげていますか?

本命チョコはあまり記憶にないですね。作ったこと、あるかなあ…? どちらかというとみんなに配る用に作ったスイーツにプラスして、手紙も渡すみたいな感じで、ちょっとスペシャル感を出すパターンが多かったと思います。包装紙を変えたり、ハートの箱に入れてあげたり。昔は父や上の弟にもあげていたんですけど、ホワイトデーにお返しをもらった記憶がない! 最近は渡す機会がなかなかないこともありますけど、いまさら渡したら、びっくりされそうです(笑)。下の弟にはあげたことがないですね。東京に出てくる前は、まだ子供だったので。今はもう中学生なんですけど、女っ気が全然ないんですよ。本人も「絶対に彼女とかできない」と言っていて、かわいいです♡

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Shoko Takayasu

――美味しいお店に詳しそうなラブリさん、スイーツでおすすめはありますか?

代々木上原にPathという行きつけのご飯屋さんがあるんですけど、ここのデザートは本当におすすめです! お昼だけスイーツを販売していて、めちゃくちゃ美味しいんですよ。種類もいっぱいあって、クリスマスとか季節に合わせたお菓子だったり、旬なフルーツを使ったスイーツだったり、お店で手作りしたものを売っているんです。バレンタインの時期にはたぶんチョコとかもやり始めるんじゃないかなって期待しています。3日間とか、2週間とか、そのお菓子によりけりですけど、期間限定のスイーツがあって、たまに出るフレンチクルーラーがものすごく美味しいんです! バレンタインはPathみたいに馴染みの飲食店がそのタイミングで売っている、おいしいチョコを自分でも食べてみたいという気持ちもありますね。

――理想のバレンタインの過ごし方があれば、教えてください。たとえばパリのエッフェル塔を見ながら過ごしたいとか(笑)

それはたぶん言わないですね(笑)。普通にごはんに行けたらいいかなって思います。たとえば普段行きつけのごはん屋さんに行って、いつもはアラカルトだけど、コースを食べてみるとか。ちょっといつもとは違う、特別なディナーにしてみたい。あとは夜、お出かけするとかですかね。いつもご飯を食べに行くデートばかりだとしたら、ちょっとお出かけしてから、ご飯に行こうとか、そういうことはするかもしれないですね。服装もいつも通り、あくまでも日常の延長線上で、行く場所を変えるだけ、みたいな。気軽に、さりげない感じで過ごしたいです。もう大人ですし、バレンタイン、バレンタインって騒ぐというのもな、という感じが自分の中ではしているので…。バレンタインデーだからといって、特別なことをやる感じではないですね。普通にお家で彼に「何、食べたい?」と聞いて、彼の好きなものを作ってあげるとか。普段あまり作らないハンバーグとか、洋食系にしてみるということはあるのかなと思います。

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Shoko Takayasu

――20代前半と今とではバレンタインデーの意識って、変わりましたか?

10代後半~20代前半はバレンタインデーをけっこう意識していましたね。前日にロフトで買いまくるとか、お菓子を沢山作って、いろんな人に配るみたいなこともやっていたんですけど、大人になるにつれて、大事な人に渡すだけでいいや、みたいな感じにはなったかもしれないです。10代~20代前半の頃は、手作りというのをやりがちなんですけど、自分がいざもらったときに食べられなかったりすることもあるじゃないですか? 手作りのものって、日持ちもしないですし。それを考えたときに、もしかしたら食べてくれてないのかもということも気になって、それならとっておきのおいしいチョコを1個だけ渡すという方がむしろいいのかなあと。トリュフを手作りであげるよりは、お店でその人のこと思いながら、これ好きそうだからって、1粒だけ選んであげたほうがいいのかもしれないですよね。昔は仕事関係の方にもあげていましたけど、もしかしたら私があげたら、目の前で食べなきゃいけない感じになってしまうのも申し訳ないなと思って。男の人って、甘いものが好きじゃない人もいますし、無理をさせてはいけないですよね。

――では最後に、日常の延長線上デートをするとしたら、ラブリさんのおすすめスポットは?

デートスポットといえば、代官山のTSUTAYAが好きですね。あのあたりを散歩して、スタバで何か買って、座ってのんびりしたり、2階で映画を見たり。休日スポットという感じで、すごくお気に入りです。麻布十番のおでん屋とか、おそば屋とかに行った帰りに、夜はそこでお茶して帰る、というコースはいいかもといつも思っています。

日本ではいつのまにかバレンタインデーはチョコをばらまく文化が定着してしまっている中で、自分があげたい気持ちはさておき、それをもらう人がどう感じるかということまで気遣うところが、さすが大人なラブリさん。バレンタインデーだからといって、気張ることなく、大切な人といつもよりちょっとだけ特別な1日を過ごせるといいですね!

撮影/Shoko Takayasu ヘア&メイク/福岡玲衣(ADDICT_CASE)  スタイリスト/町野泉美 モデル /ラブリ(PYRAMID) 取材・文/江口暁子

トップス/60,000(エムエスジーエム/アオイ) スカート/69,000(アリス アンド オリビア/ルック) ピアス/10,500(ビジュー アール・アイ) シューズ/115,000(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン) ※全て税抜価格