Clothing, Fashion model, Thigh, Fashion, Pink, Outerwear, Footwear, Leg, Fur, Knee, pinterest
Shoko Takayasu

昨年はコスモポリタンのコンテストでグランプリを獲得するという、大きな目標を見事成し遂げて、モチベーションを高めながら達成することの喜びを実感したという杏那さん。今年は、大学を休学し東京での暮らしを始め、2018年は本格的にモデルを目指すことを決意…! 次なる目標に向けて、新天地で新しい生活をスタートした杏那さんの意気込みを伺いました。

――杏那さんは新年の目標を立てる習慣はありますか?

年が明けてから、その年の年末に"こうなっていればいいな"っていう理想を思い描きながら、コレしたい、アレしたい…じゃあそのために、どういうヴィジョンを掲げて細かく何をしようっていうのを、いつも考えてますね。私、寝起きがいいんですけど、元旦にパーンって朝起きて、晴れているときは本当にピカーンってクリアに目標が思いつくから、その勢いで「よし! 今年は!」って窓を開けて叫びます。紙に書き出したりはしないですけど、アウトラインみたいなものを頭でうっすらと作りますね。たとえば去年だとダイエットをずっと目標にしていたので、4月くらいにはこれくらい痩せるとか。この時期にこれやりたいなということを、1年単位で思い描きます。だいたいズレていますけどね(笑)。

――目標を立てるときは、達成の可能性みたいなことも考えて決めるタイプ?

前までは自分ができそうなこと、達成できそうだなと思うことを、けっこう低めに設定していたんです。でも、今は"ちょっと無理すればいけるんじゃないか"っていうことを目標に掲げるようになりました。そうすれば、人は自然とその目標に引っ張られるっていうことに気がついたんです。それはもう本当に、コスモポリタンのコンテストに受かったことがきっかけですね。

ダイエットとかお尻の筋トレとかをして、どんどん自分の体型が変わるのを目の当たりにしたり、考え方もどんどん変わる中で、人はやらないだけなんだな、何か理由をつけてできないって言っているだけなんだなって気づいたんです。だから、できるって思えば何でもできるんだって。目標をちょっと高めにすれば、それにたどり着けなかったとしても、確実に目標には近づけるし、無駄なことはないなって思って。そしたら、その目標に届いちゃったみたいなミラクルも起こるんです。

Clothing, Outerwear, Pink, Jacket, Shoulder, Blazer, Fashion, Stole, Scarf, Neck, pinterest
Shoko Takayasu

――2018年、こんなことを目指したいとか、挑戦したいとか、ありますか?

仕事面では、まずモデルとしてのキャリアを積みたいです! そこに徐々に自分が好きなアートなものに絡められればいいなと思っています。ファッションやCMやMVなど動画での表現も勉強しながら体験をして、もっと感性を磨きたいなと考えています。今年はもっと皆さんの前に出られるように頑張っていきたいです! 

あと趣味としてはボディペイントをやっていると言ってきたのですが、2017年は作品としては全然出せていなくって…カップルの2人に絵を描いたり撮って作品にしたり必ず2018年は挑戦したいです。趣味でいうと、せっかく青森から東京に出てきたので、沖縄とかもっと南に旅もしてみたい!

――こんな女性を目指したいとか、内面的なことでの目標ってありますか?

「好きなことは好き、嫌いなことは嫌い」という軸をしっかりと持つことがメンタル面での目標ですね。元々そういう性格ではありますが、相手を立てなきゃとか、空気を読まなきゃとか考えるくらいだったら、素直に話すことを大事にしたいです。それも本当に全部、コスモポリタンでのコンセプト「Fun Fearless Female(楽しく大胆な女性)」につながっているんです。思ってもないことを言っても誰にも伝わらないから、本当に素直に思ったことを話した方がみんなに伝わるし、自分のことも再発見できる。自分が正しいって思うことは正しいと胸を張って言える人になっていきたい。今まで自分はマイナス思考なところがあって、自信がなくて、人に合わせるタイプだったんです。でも、人に合わせてそうだよねって言っても、本心ではそうは思っていないし、相手にもそれが伝わって意味のない会話になるというか。人は一期一会ですし、初めて会ったばかりでも魅力的でわかりあえる人もいます。こちらが心を素直に開くことでコミュニケーションができれば、いい時間にな、自分の感性を磨くことにもなるんです。1年が一瞬で過ぎていく中で、これからはもっと時間を大事にしたいなと思ったのが、きっかけかもしれないです。同じ時間は二度と戻ってこないから。

――時間を大事にしたいのは大学をお休みして、東京に出てきたことと関係していますか?

そうですね。今のチャンスを逃したくないなって思って。普通に同じ歳の子は就活をして、内定先が決まって、今年からお仕事を始めて…それがどちらかというと正しいと思われているし、そうするべきだと言う方もやっぱりいる。でも、その時にしかできないことって、やっぱりあるから、タイミングを大切にしたいんです。若いうちだからできることってあるから。去年はチャンスをいただいたのでそれも生かしたいですし、わがままなのでやりたいことも多いから(笑)時間が足りないですね!

――今まで立てた目標の中で、自分的に達成感があって、叶えられたものはありますか?

体型の変化ですね。私、1年半前まで今の体重のプラス16キロ60キロ近くあったんです。そこからコスモのコンテストの時点で15キロ落として、現在はさらにマイナス1キロ。コンテストに挑戦することになって、初めて自分でダイエットしようと思ったんです。それまではなんだかんだ言い訳をつけて、今日はお腹が空いているから体が必要としているんだよと言って、とにかく食べていたから、まずはそれをやめました。それから筋トレも3日坊主だったのを、とりあえず3日続ける、3日できたから1週間続ける、そして2週間…って徐々に増やしていったんです。大きい目標ではなくて、小さい目標の積み重ね。積み重ねをすることを覚えたら、いつの間にか達成していました。今、ようやく体重が中学の頃以来の目標に近づいたんですよ。いちばん絞れているので、今年は現状維持したいですね。

Clothing, Outerwear, Pink, Beauty, Shoulder, Hairstyle, Fashion, Fashion model, Model, Lip, pinterest
Shoko Takayasu

――杏那さんにとっては、積み重ねることが目標に向かって頑張るための秘訣?

そうですね。大きい目標をドカンと立てると、いきなり富士山に登れって言われて登れないのと同じかなと。まずは軽く丘を登ってみて、それがラクになってきたら今度は高尾山に登ってみて。そして、いつのまにか富士山に到達できたってことになると思うです。小さくても成功を積み重ねていくと達成することが楽しくなってくるじゃないですか。その勢いでどんどん行くことで、大きな目標もいつの間にか超えているというふうになっていくはず。

――では最後に、現時点での自分的な夢を教えてください。

25歳までに/30歳までに叶えたい夢があります。まずはモデル業をガツガツとがんばって25歳までに海外でモデルをしたいなと思っています。好きなブランドの服を着て、かっこよくランウェイを歩きたい! そして30歳までに知名度を上げて、ボディペイントを楽しめるような店を作って事業展開を始めたい。将来的にはボディペイントをどんどんファッションとして普及させたいと思っています。

どこかほっこりした雰囲気とおっとりした口調も魅力的な杏那さんも、マインド的にはすっかりコスモポリタンが目指す「Fun Fearless Female」。「これでもっと"話上手"になれたらいいですね。インタビューを受けていても、どこか自分はボケが入っているので(笑)。今年はトークを磨く! トークのテンポもよくしたい!」と秘かな目標も抱いているようです!

撮影/Shoko Takayasu ヘア&メイク/LISA スタイリスト/町野泉美 モデル /シャッツ杏那 取材・文/江口暁子

ジャケット/138,000円、ネックレス/43,000円(エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン株式会社) ボディスーツ/参考商品(アクネ ストゥディオズ/アクネ ストゥディオズ アオヤマ) ブーツ/65,000円(リビアナ コンティ/株式会社アノア) イヤリング/71,000円(シャルロット シェネ/エドストローム オフィス) ※全て税抜価格