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Shoko Takayasu

自他ともに認める美容マニアで、驚くほどビューティに関する豊富な知識と経験を持っているラブリさん。これまでのコスモポリタンのインタビューでも、美のための習慣や食生活、オススメのアイテムなどをたくさん披露してくれましたが、そんなラブリさんに、今回は冬の美容法について、質問です!

【ラブリPROFILE

19891127日生まれ、愛媛県出身。モデル&タレントとして幅広く活躍し、数々のメディアに出演している。最近は作詩、写真、絵などアートワークも積極的に行っている自身、初写真詩集となる『愛は愛に愛で愛を』が好評発売中!

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――乾燥が気になる季節になりますが、冬ならではの美容法って、ありますか?

冬はやっぱりオイルが絶対必要ですね。私はオイルを飲むようにしています。ウドズオイルという飲めるオイルがあって、コスメキッチンに売っているんですけど、バランスよく成分が(オメガ3+6+9脂肪酸)をブレンドされているんです。それを朝ご飯のヨーグルトに必ずスプーン1杯。味はしないのでとりやすいですし、保湿力が高まりますよ。たぶんいろいろといいオイルはあると思うんですけど、なかなか何種類も摂るのは難しいですよね。これはいろいろな成分が入っているバランスのいいオイルなのが気に入っていて、冬場だけですが、ここ数年、乾燥が気になり始めたら飲んでいます。カラダの中にオイルを入れるのってすごく大事なので、食材でもサーモンだったり、くるみやアーモンドだったり、油分の多いものを食べることが多いです。

――飲むオイル、初めて聞きました! オイルは塗って使うこともありますか?

コットンパックは毎日やっていますが、プラスアルファで、お風呂に入る前にスチームを浴びながら、顔をオイルマッサージしてあげるんですね。そうすると、くすみもとれるし、毛穴も開いて、オイルが浸透するので、冬にはすごくいいです。それをやってからお風呂に入ると、毛穴が開いている状態なので、汚れもとれやすいというか、でもいちばんはくすみと乾燥に効きます。オイルは肌に塗れるもので、自分のお気に入りのリラックスできるものなら何でも大丈夫だと思いますよ。私はシゲタを使っています。あとは毎日お風呂から上がったら、全身にオイルを塗るんです。バイオイルというオイルがあるんですけど、シャワーを浴びて、カラダをふく前の水滴がついている状態のときに塗って、そこからタオルドライするんです。これを3日続けると乾燥がなくなりますね。絶対になくなります。肌質も変わりますし。そのあとはボディクリームを塗って、保湿。ひじ、ひざ、首、足、お尻とガサガサしやすいところから塗るようにしています。

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Shoko Takayasu

――乾燥対策のためのスペシャルケアについて教えてください!

顔のパック

アボカドを半分つぶして、それに糖分入っていないプレーンヨーグルトを入れて、はちみつとオイルを混ぜたものを、お風呂に入るときに塗って、しばらくしてから落とす。そこから化粧水をつけると、入りがすごくいいんですよ。夏にはオイリーすぎるので、冬場の本当に乾燥がひどいときにやっていますね。アボカドなので、完全に緑色ですよ(笑)。お風呂専用のパックです。分量は塗れるくらいの水分があって、塗ったときにとろーんと落ちてこない程度の硬さが必要なので、料理を作るときのように自分で調合しています。

全身スクラブ

最近すごくいいスクラブ見つけたんです。カラダにも顔にも使える、コーヒーのスクラブなんですけど、私、始めてビックリして! 3Sというブランドの「アラビカコーヒースクラブ」っていう、最近出た商品なんですけど、50%以上がブラジル産のコーヒーらしくて、すごくコーヒーの香りがするんです。まずカラダをスクラブして、顔に塗って、コーヒーだらけになって(笑)、2分くらいおいてからカラダを流したら、モチモチ、つるつるで、乾燥もまったくなし! 今まで使ってきたスクラブの中でいちばんですね。ソルトスクラブとかよりも全然よくて、ずっとこれを使いたいくらい、本当に気に入っています。テクスチャーはジャラジャラとしていて、土を付けているような感じなんですけど、本当に感動しすぎて、こんなにつるつるになるんだ! って。週に1回やっています。

口元のスクラブ

コスメキッチンに売っているサラハップというブランドの「リップスクラブ ブラウンシュガー」を使っています。とっても気持ちいいですよ。すごくこだわっているヘアメイクさんだと、このスクラブしてからリップを塗ってくれたりするくらい。これも週1くらいでやればいい感じです。ザラザラっとした質感で、マッサージをしてあげてから、洗い流すのがいいんですけど、もし時間がかけられるのであれば、ホットタオルを口にあてて、あっためてあげると浸透力も高まりますね。

――本当に美肌ですが、肌悩みはありますか? すごくお手入れされていますよね?

血管が見えちゃうくらい皮膚が薄いらしくて、なんかちょっとこすった感じでも、すぐにかゆくなっちゃったり、斑点ができちゃったりするんです。どちらかというと敏感肌なのかもしれないです。お手入れはそんなに時間をかけているわけではないんですよ。いろいろ知っているだけで。自分がお医者さんみたいに、ここが調子悪いなと思ったら、自分の経験の中から引っ張りだして、それをやるっていうだけなんです。手間暇かけているわけではないんですが、自分が実験台なので、いろいろ挑戦しないと! とは思っています。サロンに行くのもいいんですけど、日頃からやっていればサロンに行く必要がないのかなと。一時的なものより、自分でできることはないかを考えたほうがいいと思いながらやってきて、いつの間にかいろいろとデータが増えたというのが今の状態です。基本は自分で調べたり、探したり。コスメキッチンには頻繁に通っていますね。ナチュラルハウスにもそろそろ行きたいです。

――普段から念入りにケアしているパーツってありますか?

絶対にお尻ですね。スクラブのときも必ずお尻は念入りにやっていますし、オイルや美容液をつけるときも、ついでにお尻にも塗ったり。一回真剣にお尻のケアに取り組んだことがあって、本当にザラザラがなくなったんですよ。美容液を塗ったり、なにかしら意識するみたいなことを1カ月くらい一生懸命やったら、境目がなくなるくらいツルンってしたんですね。それに感動して、ちゃんと時間をかけて、自分で意識してやれば変わるんだなと、そのときに思って。でも気を抜けば、すぐに元に戻っちゃうところなので。お尻ってケアをつい忘れがちなパーツなんですよね。お尻にいいのは「リバイブ」という美容液なんですけど、これが本当によくて。私がトレーニングで通っているスタジオボディデザインというスタジオの先生が、本当にいいから、がんばって塗ってみたらって勧めてくれたんです。シンプルなヒアルロン酸の液なんですけど、これをしっかり顔とお尻に塗ったら、本当に変わって! 赤ちゃんのお尻みたいに。ケアするときはどこのパーツでもそうですけど、お尻も下から上に塗る意識で。年齢を重ねるとたれてくるのは仕方ないから、ふわふわしているというか、水分があるというか、潤っている感じの、自分でさわって心地いいお尻が理想ですね。

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Shoko Takayasu

――すごく美容に詳しいですけど、お母様も美容好きだったりするんですか?

ママがサウナ好きで、毎日行っているんですよ。実家から歩いて1分くらいのところに温泉があって、そこに美容オタクがいっぱい集まっているんです。そこでママがいろいろ教えてもらったりするみたいですね。この前も愛媛に帰ったときに、これ、いいから使ってみてってタッパーに味噌が入っていて、これをどこに塗るの? って聞いたら、顔に塗るといいって。それはサウナのおばさんの特製で、みんなに配っているらしくって。たぶん味噌に酒粕とお米が入っていて、スクラブみたいな感じはあるんですけど、使ってみたら、つるつるして、すごくよかったんですよ! 今度中身を教えてもらおうかなと思っているですけど。たしかにママも美意識が高いですね。2人で温泉行ったら、サウナに入って、これ飲みなさい、あれ塗りなさいって、いろいろやってくれていたので、ママの影響はあるかもしれないです。

――最後に美容について、ラブリさんのポリシーを教えてください。

意識するだけで本当に変わるっていうことですかね。無視すればするほど遠のくし、きちんと自分がそれに対して向き合っていれば、向き合うほど応えてくれるんです。でも反対に何もしなかったら、本当に何にもならない。私は自分では念入りにやっているつもりはなくて、ボディクリームを塗ったりするの、本当はめんどくさくて、苦手なんですよ。でもふとしたときにちょっとやってなさすぎたと、反省する瞬間があって、落ち込むんです。どうして私、ボディクリームを塗ってなかったんだろうとかって(笑)。それで反省して、絶対に続ける! って、続けるとやっぱり1週間くらいで違うんですよね。肌はやった分だけ応えてくれるんだと気がついたので、最近はしっかりやろうと思ってがんばっています。

19歳の頃からファンデーションを塗っていないという美肌は、ただキレイで、つるつるスベスベというよりも、なんだか桃のようにふわふわした感じで、ラブリさんのオススメは説得力抜群! 教えてもらった美容法を実践したら、ラブリさんみたいな美肌に近づけるかも!?

撮影/Shoko Takayasu ヘア&メイク/粕谷ゆーすけ(ADDICT_CASE)  スタイリスト/山王丸久美子 モデル /ラブリ(PYRAMID) 取材・文/江口暁子

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