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Shoko Takayasu

刺激を「受ける」ことも、「起こす」ことも楽しんでいるというメロディーさん。女子ならではの恋愛における刺激から、メロディーさんの身のまわりで起きている思いもよらない刺激的なハプニングまで! いろいろな刺激について、たっぷりと語っていただきました。

【メロディー洋子PROFILE

1988年7月30日生まれ、アメリカカリフォルニア州出身。モデルとして、さまざまな女性ファッション誌、広告、テレビやCM、MV、ファッションショーで活躍中。 青い空と青い海に囲まれて育った天真爛漫でアクティブなCalifornia Girl。現在ARTISTIC & CO.社「THE VEGAS (美顔器)」、festaria(ジュエリー)のイメージモデルを務めている。

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――最近起こった、いちばん刺激的なことを教えてください。

普段おうちにいても、いろいろなことをして遊んでいるので、何かしらの刺激があるのは私にとって自然なことなんですけど、ちょっと前にすごいハプニングがあったんです! そのときは本当にすごい刺激だった! 海外に出かける前にゴミを捨て忘れたのが原因みたいなんですけど、なんと、おうちにゴキブリがたくさん出てきちゃって。今はもう引っ越したから、大丈夫なんですけどね。一時期はもう出てくるたびにキャー、キャーってなっちゃって、でも自分では退治できないから、彼氏がきたときに代わりにしてもらったんです。私があっち! そこ! って指さして。でも最後はだんだん慣れてきちゃって、そこにいるよくらいの感じになって(笑)。おかげでちょっとのことではびっくりしなくなったから、結果的にはよかったと今は思っているんですけど、そういう自然の思わぬ刺激もありますよね(笑)。私にとっては今まででいちばんビックリした出来事なんですけど、それも引越したほうがいいという大きなメッセージだったのかなって思いましたね。

――てっとり早く刺激がほしいときって、どんなことをしますか?

普段と違うことをときにはやってみるってことかな。ちょうど先週、東京ドーム(シティアトラクションズ)に行って、ジェットコースターに乗りました。引越が大変すぎて疲れていたので、気分転換しようと思って行ったのですが、最高でした! キャーキャー言って、本当は怖くなかったんだけど(笑)、思い切り絶叫して発散したんです。すごく楽しかった! あのジェットコースターはすごくおすすめですよ。フリーパスじゃなくても、1回1,000円(※「サンダードルフィン」1,030円)くらいで乗れて、軽い感じで行けるのがいいんです。ビルの合間をくぐる感じとか、特に最初のドロップが最高です! ストレスが溜まってきたな、というときにぴったりですよ。

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Shoko Takayasu

――メロディーさんは人から刺激を受けることはありますか?

私は誰と話しても、きちんと話しをすれば、絶対に何かが刺激になると思うんです。ただ話しを聞くんじゃなくて、それはどうして? とか、その前はどうやってたの? とか、興味を持って、もっと深く聞けば、なるほどって、すごく勉強になるんですよね。私、人と話すのが大好きなんです。パパのせいで(笑)。パパがすごくフレンドリーで、誰にでも話しかけちゃう人なの。そこはパパに似ているんです。ちょうど今、いちばん刺激を受けている人は彼氏ですね。彼はデザイナーで、私とは全然違う人生を送ってきているんだけど、苦労もいっぱいあって、難しい時期もあったし、ずっとキラキラした人生だったわけではなかったんです。人は誰でも、そういう自分のストーリーがあって、それは全部その人にしか語れないわけですよね。そういう話を聞くと、どうやってこういう人になったのかって興味が湧くし、すごく刺激を受けるんです。私は彼の人生にはなれないし、彼の生き方や考え方、生活があるわけで、彼なりに経験を積んで、自分の力、意識、勢いでここまでやってきたんだなということに、いつも刺激を受けます。すごいなって、いつも思う。

――ここに行くと刺激を受けるっていう場所はありますか?

ハワイ島ですね。自然にインスピレーションを受けます。ハワイには長い歴史があって、カルチャーがすごく深いから、その独特さが新鮮なんです。そういう場所って他にはあまりなくて。これはすごくいいことでもあるとは思うんですけど、世界中がどんどんグローバルになっているので、どこに行っても同じものがあるんですよね。ハワイ島は独自のカルチャーを持っていて、人もオアフ島よりナチュラルな生き方をしている感じがするのが大好きです。ハワイの神話もすごくリアルでおもしろいんですよ。ハワイ島には生きている火山があって、今も何かができているし、ワイルドさがあるんです。いつ何が起きるかわからない感じが好きですね。今を生きている、このチャンスしかないって、刺激を感じるんです。

――初めて日本に来たときも刺激は受けましたか?

すごく刺激を受けましたよ! こんなに人がいるのに、平和に暮らしているのを見たことなくって! 渋谷のTSUTAYAにあるスタバの2階から、(スクランブル交差点の)信号を渡っている人をずっと見ていたんですけど、同じ人が渡っているわけじゃないのに、ずっと人が渡っているの(笑)。カリフォルニアから来たばかりの17歳の私としては信じられない光景で、毎回違う人が、こんなに大人数で信号を渡るなんて、Oh my god! どこにきたの、私? って。そういう意味では、東京がいちばん刺激を受けたと思いますね。エネルギーがハイペースで、ドキドキ感があって、こんなに人がいるのに、誰も目を合わせないんですよね。なんだか人がサラサラっとしていて、みんなそれぞれが自分の世界で、普通に生活しているのが初めてだったんです。東京って、ものすごく情報があふれているんですよ。本当にいろいろなものがあって、目もパチパチしちゃうし、音もすごいし、匂いもいろいろするし、五感のすべてがフル稼働するのが、すごく新しい感じがしました。しかも渋谷だけじゃなくて、新宿、秋葉原と、いろんな場所にたくさん人が集まっていて、それぞれにワクワクするようなものがあって、そういう発見が楽しかったですね。実家から出たばかりで、すごくフリーダムで、なんでもできるって思っていた時期だったので、東京にはこんなに何でもあるんだから、私もここでどんな世界でも作れるって思いましたよ。

――愚問かもしれませんが(笑)、安定した人生と刺激的な人生、どちらが好きですか?

人生は刺激って思うんです。私は結構ワイルドでフリースピリットな人だから、刺激を受けているほうが生きてる! って気持ちになれるんですよね。いい刺激もよくない刺激も生きている証し。だからどっちにしてもチャレンジになって、すごく楽しいんです。

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Shoko Takayasu

――メロディーさんはきっと恋愛にも刺激が必要なタイプですよね?

恋愛ね、私は刺激を起こしちゃう人かもしれない(笑)。女の子って、感情で動いちゃうから、パッと感情を出して、5分後には気分が変わっちゃっているなんてことよくありますよね。勝手にアップダウンして、男性には申し訳ないんだけど(笑)。私もがんばって、あまり刺激を起こさないようにしようとは気をつけているんですけどね。何かよくない刺激が起こっても、きちんと正直に気持ちを伝えて、お互いクリアにしていけば、全然大丈夫だと思います。そのとき感情的になってしまっただけで、本当の自分じゃないこともありますし。そこはコミュニケーションをとって、2人が一緒に成長できることがすごく大事だと思う。気持ちを大きく、余裕を持っていられればと思うんですけど、恋愛ってすごく難しい。だからいちばんの恋愛は自分と、ですね。自分との恋愛がうまくいってないと、誰と一緒にいてもうまくいかないわけなの。最近、自分に愛してるって言ってみるようにしたんですけど、言うだけで変わっていくというか、何回も言っているうちに信じられるようになるし、自分を違う目で見られるようになっていくんですよ。自分に対する愛が芽生えたということが、最近のいちばん大きな刺激かもしれない。自分とのコミュニケーションですよね。本当に自分を愛してあげられれば、自信が持てるし、人にも愛情をあげられると思います。

――では最後に、普段の生活でも自分で刺激を起こすほうですか?

私は自分で自分に刺激を与えられるのかもしれないです。もちろん人からの刺激もあるんですけど、いちばん大きな刺激を起こすのは自分。刺激って、気づかなければ刺激にはならないわけで、人から受けているようで、絶対に自分の中から出ていることなんです。外からの刺激を全部もらっちゃうと疲れるし、ほしくないときに入ってくることもありますよね。そういうときは、その刺激を自分でいいように作り替えて、パワーにしていけばいいと思う。刺激って、自分でコントロールできるものだと思います。ほしいときは自分で探しに行ったり、作ったり、たとえばジェットコースター乗りに行ったりできるんですよ。だから彼にハグしてほしいとか、電話かかってこないかなって待つより、自分で機会を作ってみる。ほしいなら、自分にお花を買ってみたり、彼に頼らなくても自分でできるわけなの。宇宙人がもう地球に来ているんだと思ってみれば、それだけで刺激になるし(笑)、できるだけ自分でも楽しい刺激を作りたいですね。そのためには、自分もリラックスして、その刺激を受け入れられる状態にしておくことも大切。自分で作る刺激も、人から受ける刺激も、楽しめる余裕をいつも持っていたいですね。

刺激という言葉をそのまま英語にすると、セクシュアルな意味になってしまうとのことで、最初はビックリしたというメロディーさん。日本語の刺激という言葉が持つ意味をいろいろと考えながらお話してくれましたが、結論としては「私にとってのいちばんの刺激は、やっぱりダンスです!」とのこと。ダンスについて語ってくれたエンタメのインタビューもぜひ読んでみてくださいね。

撮影/Shoko Takayasu ヘア&メイク/堀紘輔(プラスナイン) スタイリスト/山王丸久美子 モデル /メロディー洋子(DIVINE) 取材・文/江口暁子

トップス/99,000円、スカート/99,000円(共にモスキーノ/ウールン商会) サンダル/129,000円(クリスチャン ルブタン/クリスチャン ルブタン ジャパン) サングラス/54,000円(マイキータ + アンブッシュ®/マイキータ ジャパン) ハーネス、チョーカー/共にスタイリスト私物 ※全て税抜価格