ミス・ユニバース世界大会で、世界レベルの美しさを体感した宮本エリアナさん。日本を飛び出し、世界を舞台に活躍できる女性になるための、エリアナ流のHow toをお届けします。

連載3回目は、トータルビューティーサロン「4.total_beauty」のオーナーとしての一面に触れます。

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お金がすべてとは言わないけど、お金は大切だと実感

私の家族は全員、自営業をしているので、自分で商売をはじめることはとても自然な流れだったと思います。ミス・ユニバース世界大会を経験したことで、"自分らしい美"を実現できるサロンを立ち上げたいなと、より強く思うようになりました。

起業するにあたって、周りにいる社長さんや個人事業主の知り合いへのリサーチはけっこうしました。業種に関係なく、いろんな人の話を聞いたけど、会社を立ち上げることも、サロン作りも想像以上に大変でした(笑)。

法人化の手続き、スタッフを雇うこと、銀行へ融資の相談…はじめての経験ばかりで、大変なことはたくさんありましたが、中でもお金がこんなに大切なんだと気がかされました。

開業資金として貯蓄していたけど、「あれ、お金がない!」と思ったのが、会社を立ち上げてけっこう早いタイミングで訪れちゃって…。内装業者の人が、エアコンつけっぱなしのまま帰っていた時は、「お金を払うのはこっちなのに~! 許せない」って(笑)。今まではどちらかというと無頓着だったのに、起業してからは、お金の使い方にシビアになりましたね。やりたいことは次から次へと思いつくのに、資金がないからできないのは悔しいから、苦手でもきちんと向き合わないと。お金に対する考え方が変わったことが、経営者としての自覚の第一歩だったかもしれません。

会社を大きくしたいから人材は必要不可欠

お金と同じぐらい、人脈や人材は重要だと思っています。今、福岡県にもサロンを準備していますが、今後は、アジアやヨーロッパなど世界中に展開したいと考えています。会社の規模が大きくなると、人にお任せするシーンが増えると思うから、仕事を任せられるスタッフの確保は必要不可欠だなと。例えば、性格がよくて仕事ができない人と、人に嫌われていても仕事できる人がいたら、経営者としては後者を選ぶかもしれません。極端な例えではありますが、これぐらいシビアにジャッジをしなきゃいけない時もあると思うので、私自身がスタッフに嫌われる覚悟を持つことも必要だなと感じています。だけど、いつも頭の片隅には"結果どうにかなる"と思っています。それぐらいラフな気持ちも忘れてはいけないなって。エリアナ流の経営学は、お金は意味を持って使う、給与を支払う以上の価値のある人材を確保する、結果どうにかなる…この3か条です!


エリアナさんプロデュースのトータルビューティーサロン「4.total_beauty

問い合わせ先:info@moremarnie.com