3人目のカバーガールが決定!【Miss COSMO Contest 2017】完結編
ファイナリスト6名がしのぎを削った「Miss COSMO Contest 2017」完結編をお届け!
3人目のカバーガールを発掘するプロジェクト「ミス・コスモ・コンテスト 2017」! ついに7月8日(土)に開催されたコスモサマパにて、最終選考が開催。書類選考や二次審査を経て決戦へと臨んだファイナリスト6名、そして最終選考当日に密着します!
カバーガールはシャッツ杏那さんに決定♡
見事3人目のコスモカバーガールと輝いたのは、笑顔がとっても素敵なシャッツ杏那さん。青森出身のフレッシュな彼女のインタビューは後ほど! まずは、予選を勝ち抜いたファイナリスト6人にとって、短くも長い1日となった最終選考当日を写真と共に振り返ります♪
Text by:Seira Maehara
豪華な顔ぶれが審査員として勢揃い
ついにコンテストがスタート! 舞台には、各部門を担当する4名の審査員が登壇。ヒップ部門の審査長を務めたのは、Spice Up Fitness代表・パーソナルトレーナー岡部友さん。今回はPeacy Campの講師として、1か月半にわたりファイナリストを指導してくださったんです!
マインド部門は、2016年に性別適合手術を受け、女性として新たな道を歩み始めたKABAちゃんが審査長に。
そしてグローバル部門の審査長を務めたのは、コスモの「お悩み相談室」でお馴染みのミス・ユニバース2015日本代表、宮本エリアナさん。ビューティキャンプでは、スピーチレッスンの講師も担当。
審査員長は白重編集長が務めました!
エントリーNo.2/クロル・アリス
学生のクロルさんは、「国際的な環境で育ち、そこから学ぶ文化、考え方の違い、そして自分自身のアイデンティティを築き上げる。このような経験や、私が持つグローバルなネットワークが活かせる機会。多文化への理解が深く、個人の価値観や考え方の違いを理解し、物事を柔軟に捉える事が私の強みです」と意気込み登壇。
スピーチでも「日本とドイツのハーフというバックグラウンドを活かして、自ら新しいものを作り出しそれを伝えていくこと、またそういった多文化が受け入れられる世界を作っていきたい」と説得力のある内容を展開。
また「何をしている時が一番、モチベーションが上がりますか?」という岡部さんの質問には、「アーティスティックなことをしている時です。一番自分らしくいられるので」と写真展を開催したこともあるという、芸術肌の彼女らしい答えが!
エントリーNo.3/シャッツ杏那
「素敵なメイクアップを施してもらって、プールサイドに水着、当日は今まで過ごして来た人生で最っっ高にキラキラ輝けるチャンスだと思うので、そんなリッチな日をめいいっぱい堪能して謳歌しようと思います!普段から鍛え上げてきた腹筋にデコルテ、もちろんパワフルなお尻も見て欲しい。それと目ヂカラ!」そう意気込みを語っていた青森出身の学生シャッツさんは、「自分を表現するのが苦手だったけれど、そこで出会ったのが"ボディペイント"。自分を表現することの楽しさを学び、自信にも繋っています」とスピーチ。
宮本エリアナさんによる「尊敬する人はいますか?その理由も教えて下さい」という質問に、ラッパーのKOHHさんの名前を挙げていたシャッツさん。「やりたいことを実現しているからです。ボディペイントなどを通して、私も自分のやりたいことで世の中にアピールしていきたい」とコメント。
エントリーNo.4/菅野遥(pippi)
「楽しんで、挑戦することをモットーに、ミスコスモファイナリストとして、コンテストを盛り上げたいです。そして等身大の自分を表現したい」、そう事前にコメントしてくれた菅野さんは、スピーチでも「自分の可能性を信じて単身でミラノでのモデル業にトライ、嬉しいことに様々な仕事に恵まれました。信念を持って努力をすれば、必ず活躍の場が広がります」と自分の体験をもとに、挑戦することの大切さを訴えかける一幕も。
KABA.ちゃんによる「落ち込んだ時のストレス解消法は? 」という質門には、「自分の内面と向き合って、"私はいい人だから大丈夫"と思うことでモチベーションを上げています」と、考え方ひとつでマインドチェンジができることをアピール!
エントリーNo.5/髙木千裕
髙木さんは「トレーニングでより磨きがかかったウエストとヒップライン、そして思いを込めたスピーチに注目してほしい」と本番に挑み、スピーチは「人と違った自分の外見に自信が持てない過去がありましたが、海外に行ったことでその考えが大きく変わりました。周囲の言葉に惑わされず、自分らしくいることに誇りを持ちたい」と内面から溢れる美しさを感じさせる内容に。
宮本エリアナさんの「大切にしている言葉を教えてください」という問いかけには、「"おかげさま"という言葉を大切にしています。誰かの支えがあり自分があることへの、感謝の気持ちを忘れないようにしたいです」と素敵なワードを挙げていました。
エントリーNo.6/渡辺彩佳
「実はヘルニアと分離症の診断をされています。他のファイナリストに比べると、純日本人なので骨格などによりパンプアップしにくいかもしれません。加えて、腰痛持ちの私だけど、トレーニングや理想のカラダを諦めません」。そう語ったのは、モデル・通訳士としても活躍する渡辺さん。岡部友さんのPeachy Campについては、「とても自分のためになりました! 人生で一番というほど辛かったけど、愛のある指導が成果に繋がり、ヒップも確実に大きくなりました」とトレーニングを振り返り。努力の甲斐あって、キュッと引き締められたヒップが印象的!
スピーチでは、「持病を抱えていますが、だからといってできないと諦めるのではなく、前向きに捉えること、自らの選択で人生は変わるものだと考えています」と持ち前の明るさで自信溢れるトークを展開。また白重編集長の「今、1つだけ夢が叶うとしたら、何を願いますか?」という質問に、「どんな人も認められる、そんな社会になることです」と、コスモポリタンに通ずる多様性について回答。
グローバル部門グランプリ/クロル・アリス
いよいよ受賞者の発表がスタート。宮本エリアナさんより発表されたグローバル部門グランプリに輝いたのは、クロルさん!
「名前を呼ばれた時はホッとして、ただただ嬉しかったです。1番目に呼ばれたので、その後は『次の受賞者は誰だろう~』と思いながら視聴者のようにワクワクしていました。今ではビューティキャンプ中の、皆さんとの楽しい時間を思い出します。コスモポリタンのスタッフの方、そしてコンテスタントの皆さんに出会えて良かったです。グローバル賞は私を1番良く表していると思うし、受賞できて本当に嬉しいです! 今後も、多文化のトレンドからインスパイアを受けて作り出している、独自のライフスタイルを発信しようと思っています。ミスコスモのグローバル賞を体現しながら活動していきたいです」
ヒップ部門グランプリ/渡辺彩佳
岡部友さんからヒップ部門グランプリを発表。賞を手にしたのは渡辺彩佳さん!
「毎日トレーニングに励み、ベストヒップ賞は絶対に絶対に手に入れたい賞だったので、幸せを噛み締めています!ひゃ!ひゃほー!と、とにかくハッピーな瞬間でした!! 改めて、挑戦してよかったと心から感じています。何かに挑戦すること自体、とっても楽しくて刺激的だし、自分を高めてくれると思うんです。コンテストを通して出会えた方々は、本当にFearlessな素敵な女性ばかりで、こんなカッコいい女性たちの中で、今回挑戦できたことをとても光栄に感じています。今後はフィットネスモデルとして活躍していきたいです。本番のスピーチでもお話ししましたが、私にはちょこっと持病があります。でも私の思う健康って、身体だけじゃなく、何事も楽しめちゃうような強い心こそ"健康"と呼べるのかなって。私のモットーでもあるStay healthy inside and out (身も心も健康でいよう)を体現するような、太陽みたいに明るいヘルシーな女性のシンボルとして活躍していきたいです!」
3人目のカバーガールは、シャッツ杏那さんに決定!
そして最後にグランプリの発表。栄えあるグランプリの座を射止めたのは、シャッツ杏那さん! 審査員長でもある白重編集長は「シャッツさんは、ウォーキングも良かったですし、具体的にボディペイントというワードを挙げながら、ユニークなスピーチをしていたのでコスモポリタンを体現するに相応わしいと思いました」とコメント。
シャッツさんは、直後に行われたインタビューでその驚きについてこうコメント。
「コンテストが始まる直前まで楽しく過ごしていたのですが、審査員の豪華ぶりに圧倒され、舞台に挙がった時は足が震えてしまいました。グランプリに選んでいただき、すっごく嬉しい気持ちでいっぱいです。夢みたいな気分です! 今こうして選ばれたからには、もっともっとボディペイントを広めていって、自分の色を出していくことを伝えながら、あまり声を出せられないという人もみんなが楽しめる、そんな世界を作っていきたいなと思っています」