7人のセレブが告白した、トホホな「プロポーズ秘話」
指輪を貰った途端に落としちゃった…!?
名声もお金も麗しい見た目も、すべてを持ち合わせたセレブのプロポーズとくれば、さぞかし映画のワンシーンのようにロマンチックで完璧な演出がなされているはず…と思いきや、コスモポリタン イギリス版によると、必ずしもすべてのケースがそうだったわけではない模様。セレブだって時には失敗するのだということを私たちに思い出させてくれる、人間味あふれる7組のプロポーズエピソードを一挙紹介!
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Rubicon Solutions, Inc.
ジョージ・クルーニー&アマル・クルーニー
ダンディでエレガントなジョージのプロポーズなんて、想像しただけでうっとりしてしまいそうだけど…一体何が?
彼はプロポーズに備えてラブソングを集めた自作のプレイリストを用意していたそう。ところが、プロポーズをしようとしたその瞬間、家事のためにプロポーズができない状況に陥ってしまうところだったのだとか。
トークショー『エレンの部屋』にゲスト出演した際、「僕はすべて万全な準備を整えていた。タイミングをきっちりと見計らい、ラブソングもかけていた。ところが、彼女はその晩に限って、今までに一度もしたことのなかった皿洗いをするために席を外してしまったんだ」と、当時を振り返ったジョージ。
「『ちょっと、何しているの?』と慌てふためいて聞いたら、彼女は戻ってきた。そこで、『キャンドルの火を吹き消しちゃったんだ。君の後ろにある箱の中にライターが入ってるから、持ってきてくれる?』と彼女に頼んだんだよ」
「彼女は僕が用意した箱を見つけたんだけど、実はその中には婚約指輪を隠してあった。ところが、中を見た彼女は『指輪が入っているわよ』と不審そうに言ったんだ。どうやら彼女は、他の誰かが別の理由で指輪をそこに置いていったと思ったらしい」。
そんなこんなで時間が経過し、ジョージが片膝をついてしゃがんだとき、アマルは初めて状況を察したそう。
「そこに辿り着くまでどのくらいの時間が経ったか、プレイリストの長さで見当がつくんだ。25分くらいだったと思う」
「僕はじれったくなって、『あのさ、答えが聞けないと…僕はもう52歳でいつ腰が動かなくなるかわからないから、いい加減にイエスと答えてほしいんだけど』って身も蓋もないセリフを吐いてしまった」
なんだかロマンチックコメディの1コマっぽい展開だけど、現在は幸せな家族を築いているから、結果オーライ?
ミーガン・フォックス&ブライアン・オースティン・グリーン
ブライアンがプロポーズしたのは2010年、ハワイのビーチでのこと。ところが、プロポーズされた嬉しさのあまり、動揺したミーガンは2カラットのダイヤモンドリングを砂浜に落としてしまったそう!
この非常事態にはホテルのスタッフも加わって必死の捜索活動が繰り広げられたものの、<Us Weekly>によると、残念なことに婚約指輪は見つからずじまいという結果に。
プロポーズの段階でとんだドタバタ劇を展開した2人だけど、現在の仲はラブラブな様子。最近、ミーガンはブライアンに宛てて「私たちの子作りのためにDNAを提供してくれてありがとう」というお茶目なメッセージを投稿し話題に。
チャニング・テイタム&ジェナ・ディーワン
チャニングは、結婚したい本心をわざと隠して、ジェナにあるドッキリを仕掛けたそう。
ニック・グリムショーが司会を務めるBBCの『ラジオ1』に出演した際、「自分は彼女にとって無くてはならない存在だという自負があったから、彼女に対して残酷なことをしてしまったんだ。実は、彼女を動揺させようと思って、結婚する気がないと伝えた」と告白したチャニング。
「『結婚という制度を信用していないし、今後、結婚する気も沸かないと思う』ってね。すると、彼女は崩れ落ちるように号泣してしまった。さすがに『これはヤバい』と思って、予定を早めてプロポーズすることにしたんだ」
シャレでは済まないこのイタズラの埋め合わせをすべく、チャニングはハワイのマウイ島でプロポーズをすることに。しかも、ジェナのもっとも親しい友人たちもその日のために招待したのだとか。
結果、無事に無罪放免となったよう♡
ウィル・スミス&ジェイダ・ピンケット=スミス
日本でも趣向を凝らした様々なプロポーズのセリフがあるけど、将来を左右しかねないその瞬間に「どんな感じ?」って聞かれたら、あなたはどんな感じ?
ウィル・スミスと言えば、ハリウッドでもトップクラスに入る大物俳優の1人だけど、そんな彼のプロポーズは、期待に反して地味な内容だった模様。
彼によると、ジェイダと2人でベッドでまどろんでいるとき、「不意に思いついてプロポーズをした」とのこと。
「僕は彼女の顔を見て、『あのさ、僕たち結婚したら上手くいくと思う。で、どんな感じ? 僕と結婚したい?』と言った。計画も何もなく、指輪も用意していなかった。正統派のプロポーズとは程遠かったよ。でも、彼女はイエスと言ってくれた」と、<People>に語ったウィル。
「僕たちは現実離れしたライフスタイルを送っている。だからこそ、シンプルさがかけがえのない宝ものになるんだ」
練り上げられた完璧なプロポーズもいいけど、こんな自然なプロポーズもアリかも…?
マシュー・マコノヒー&カミラ・アルヴェス
オスカー受賞歴のあるマシューが満を持して、クリスマスの日に家族全員の前で片膝をついてモデルのカミラにプロポーズをしたとき、彼女は「イエス」とはっきり言わなかったそう。
カミラが直後に発した言葉は明かされていないものの、「最終的には彼女が同意してくれた」と『ザ・トゥナイト・ショー』で語ったマシュー。
「クリスマスの時期、僕たちは順番にプレゼントを開けるんだ。僕は婚約指輪を入れた箱に、さらに7つの箱を重ねた。彼女が箱を開けるとその中にまた箱が入っている…という仕掛けだよ。そこで彼女がプレゼントを開ける番が来たとき、家族全員にその場に集まるよう呼びかけたんだ」
「最後の箱を開けると、彼女は驚いて目を見開いた。僕は片膝をつき、『僕と結婚して妻になってくれる?』と尋ねたんだ」
最初は気まずい雰囲気が流れたものの、カミラは結局、彼の願いを"聞き入れて"くれることに。
「プロポーズ直後の彼女の言葉はイエスではなかった。それが何だったか僕の口からは言いたくない。でも、僕は『ねえ、僕は片膝をついているんだよ? しばらくこのままでいるから。僕は君よりも頑固だからね』と言ったところ、ついには彼女が根負けして、結婚に同意してくれたんだ!」
終わりよければすべてよし!?
ローレン・ミラー&セス・ローゲン
俳優のセスが脚本家のローレンにプロポーズをする際、彼はあまりにも緊張しすぎて頭の中が真っ白になってしまい、結局、即興でプロポーズをすることになったんだとか。
彼はトークショーに出演した際、「緻密な計画を立てていたんだけど、指輪を注文したときは口から心臓が飛び出すほど動揺して、まるでトラック1台分のヘロインでも預かったような気分になった」とコメント。
「とにかく、そのあとは緊張しまくった。彼女とまともな会話をすることも出来ず、頭の中は指輪のことで一杯だった。考えるな、指輪のことは頭から消し去れ、と自分に言い聞かせ続けたんだ」
「でも、いろいろとプロポーズのプランを立てていたにもかかわらず、結局指輪が届いた日には彼女がいた2階に駆け上がり、その場でプロポーズをすることにした」
「ところが、その時彼女はクローゼットで着替えをしていて、胸は丸出しでパンツ一丁という姿だった。で、僕は(プロポーズを)し始めたんだけど、心の中では、『やっべえ、おっぱい出てるし。これは想定外だ』と思っていたよ。彼女も同じだったと思う。将来、おっぱい丸出しのときにプロポーズされることを想像する幼い少女なんているわけないだろ?」
現実は、コメディ映画よりも奇なり!?
ピーター・ファシネリ&ジェイミー・アレキサンダー
残念ながら2016年に婚約を解消した2人だけど、彼らのプロポーズエピソードはとっても印象深いもの。
映画『トワイライト』シリーズへの出演で知られるピーターは、プロポーズのメッセージを書いた横断幕を飛行機につけて飛ばすという壮大な計画を立てたものの、肝心の天候はと言うと…。
「そのとき、僕たちはエンパイアステートビルの屋上にいたんだ。僕は準備を周到にしていたけど、彼女はまったく知らなかった」と、<People>に語ったピーター。
「(本番5分前の)3時55分になったとき、彼女が『寒いからビルの中に入りたい』と言い出して…。一旦彼女はビルの中に入ってしまったけど、写真を撮ろうと言って半ば無理やり外に出てもらうことにした。すると、空を見上げたときに飛行機が飛んでたんだよ!」
「次に双眼鏡で見ると、ヘリコプターが飛行しているのが見えたけど、飛行機は見当たらず…。もしかしたら、すでに通り過ぎてしまったのかと心配になった。そこで彼女に双眼鏡を渡すと、彼女は『すぐそこにあるわよ』と言い、飛行機の横断幕に書かれていたメッセージを読むことができたんだ。何とか成功、という感じだったね」
実は、この時片膝をついてプロポーズするつもりだったものの、履いていたジーンズがキツすぎて叶わなかったそう。
「その日は新品のジーンズを履いていたから、若干キツくて…。だから、正直に『ジーンズがキツいんだけど、片膝をついてみる』と彼女に伝えたよ」
こんな必死なプロポーズをされたら、どんな女性だってイチコロになっちゃうはず♡