SNSでは日々、多くのセレブがセルフィーを公開しているけれど、そのほとんどは仕事現場の様子や日常のたわいもないこと。だけどヒュー・ジャックマンが先日投稿したセルフィーには、見る人に皮膚がんの怖さと予防を訴えるのに十分なインパクトが…。

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「日焼け止めを使わないとどうなるかっていう例が、これだ。基底細胞がんだよ。がんの中では軽度のものだけど、重大なことには変わりない。みんなもどうか、日焼け止めを使い、定期的に検査を受けてほしい」

コスモポリタン イギリス版によると、実はこれ、5度目の皮膚がんを切除した直後のヒューの写真らしい。彼は2013年11月に初めて皮膚の基底細胞がん(皮膚の表皮にできるがんの一種)だと診断されてから、これまで4回にわたり切除手術を受けていた。一方で、2015年の<People>とのインタビューでは、日焼け止めを使っていなかったことも告白していたそう。

「(皮膚科医の)マイケル・アルボム医師は、僕がかかったのは皮膚がんの一種で、がんの中ではまだマシな種類のものだと説明してくれた。この基底細胞がんとは、付き合っていかないといけない。がん細胞は成長するので、そのたびに取り除かないといけないんだ」

非メラノーマ皮膚がんの7割以上を占めるという基底細胞がん。その原因の95%は、紫外線を浴びることだそう。がん自体はさほど攻撃的ではないものの、そこから命に関わるようながん細胞に変化する可能性もあるのだとか。そのため日常的に紫外線を浴びる環境にいる場合は、定期的に検査を受け、日焼け止めを使うことが大事みたい。

皮膚がん患者の多い、南半球のオーストラリアで生まれ育ったヒュー・ジャックマン。とはいえ、日本に住む私たちも紫外線や日焼けに気を配ることは必要なはず。まずは毎日日焼け止めを使うことから始めてみよう。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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