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ドラマ『GIRLS』のクリエイターかつ、主人公ハンナを演じたレナ・ダナム。彼女が手がけることになった新たなテレビドラマに、ジェニファー・ガーナーが出演することで話題になったばかりだけれど、そんな明るいニュースの裏で、子宮を摘出していたことを告白

2015年に発表したエッセーで、女性の10人に1人が発症すると言われている子宮内膜症に長年苦しまされていると明かしていた、レナ。子宮内膜症とは、子宮内にあるはずの子宮内膜が他の場所にできる病気。子宮内膜症と診断される前に彼女が感じていた具体的な症状としては、激しい腹痛、慢性的疲労、胃腸の問題、吐き気などだったようで、薬の服用を続けたものの、後に腹腔鏡手術で子宮内膜組織を取り除くことに。

発表しているだけでも合計5度の手術を受け、生活習慣を改善や、セラピーを受けるなどしたことで一旦症状は治まったと喜びを書き記していたのも束の間、その約1ヶ月後の20175月に再発症。緊急手術を受けたことが報じられていた。

そんなレナが、子宮摘出手術当時を振り返ったエッセーを先日発表。また、今回の手術をしたことで、これまでは分からなかった新たな問題も発見されたそう。

「子宮内膜症だけでなく、『逆行性月経』という経血が逆流し、お腹の中に血が溜まってしまっていたと知りました。また、背中にある歩くために必要な仙骨神経の周辺にある筋肉に、卵巣はありました」

さらに、子宮を摘出したことで妊娠はできなくなったものの、自分の子どもを持つことは諦めていないとも。

「以前なら、"私にはもう選択肢がない"と考えていたでしょう。でも今は、実際にはまだ選択肢が残っていることを知っています。近々、私のカラダの中にある卵巣に卵子があるかどうかを確認します。また、養子縁組に対しても全身全霊を込めて進めるでしょう」

完治させる治療法はないとも言われている子宮内膜症。以前から女性にこの病気のことを知ってもらい、関心度を高めることを目的に、レナは自らの経験を公表してきた。また、レナだけでなく、新『スター・ウォーズ』シリーズのデイジー・リドリーや歌手のホールジーも子宮内膜症による慢性的な症状を明かしている。

病院でも生理痛だと見過ごされることもあるというからこそ、まずは以前デイジーが訴えたように「ひとつしかないカラダが最高の状態でいられるように、神経質だと思われてもいろいろな検査を受けてスペシャリストに話をする」ことが大切なよう。

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