90年代に一世を風靡し、スタイルアイコンとして不動の地位を確立しているケイト・モス。英『ラブ マガジン』誌のインタビューで、スカウトされた時の心境を打ち明けた。

現在44歳の彼女が、ジョン・F・ケネディ空港でスカウトされたのをきっかけにモデルデビューしたのは有名な話。モデル事務所ストームの創設者サラ・ドゥーカスの兄に声をかけられた時、ケイトはまだ14歳だった。「その時すでにタバコを吸っていた。それに初体験を終えたばかりだったから、自分が最高にかっこいいと思っていたわ」「空港でタバコを吸ってから、飛行機に乗った。するとサラの兄に声をかけられたの。『モデル業に興味ある?』ってね」

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ケイト曰く、それまで「まったくといっていいほど」モデル業に興味を持ったことはなかったそう。「私は背が低いし、O脚だし、歯並びが悪い。学校でもきれいで目立つタイプの女の子ではなかったわ」

そんなケイトの愛娘ライラ・グレースも昨年、14歳にしてモデルデビューを果たしている。「モデル業界に入った時、私はひとりぼっちだった。いきなり大人の世界に放り込まれた気分だったわ。娘には同じような思いをさせたくない」

そして100誌以上の表紙を飾るという華やかな経歴を持つケイトだけど、最近になってようやく自分に自信を持つことができたと告白。「デビュー当時は全然自信がなかった。自信がついたのはだいぶ先の話ね」「それも最近の話よ。この職業が自分に向いているとは思わないけど、なんとかこなしていると思う。長年にわたるトレーニングの成果かな」

2014年に発売された暴露本にも「ケイトは14歳の時にロストバージン」と書かれていたけれど、本人の口から語られたのは今回が初めて。少し早い気もするけれど、文化の違いもあるのだろう。何はともあれ、ケイトのトップモデルとしての経験や過去の失敗から学んだ教訓は、しっかり娘ライラ・グレースに受け継がれている様子。

この翻訳は、抄訳です。

TranslationReiko Kuwabara

FromHarper's BAZAAR UK