以前から子供たちのメンタルヘルス問題に取り組んでいるキャサリン妃。201825日(現地時間)からスタートした「チルドレンズ・メンタルヘルス・ウィーク2018」に応援メッセージを贈ったそう。

チャリティ団体「Place2Be」のパトロンを務めるキャサリン妃は、今回のメッセージ動画をイギリス・ハウンズローにあるリーチ・アカデミー・フェルサムという学校にて撮影。それには、子供たちが悩みを打ち明け、メンタルヘルスについて話し合うには、学校のサポートも必要だという彼女の思いが込められているのだとか。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

メッセージの冒頭では、子供たちが自分自身を好きになることの大切さを伝えている。

「幼児期や児童期は人生の中で最も大事な時期です。自分の個性や隠された才能、自分らしさを発見する時でもあります」

「この時期に体験したことは、将来の人格形成に影響し、自己肯定感にもつながるのです」

そして大人たちがお手本となり子供たちを育成することも重要だと訴えた。

「なかには大きな問題に直面する子供たちもいると思います。その子たちの状況はすぐには変えられないかもしれません。でも将来の希望が叶えられるよう、一人ひとりをしっかりサポートすることはできると信じています」

「私たち大人も協力し合い、逆境に負けない子供たちを育てていかなければなりません。学校経営者や教員、学校スタッフ、保護者など、それぞれには役割があります。子供たちが抱える問題について話し合い、お互いに協力することができれば、子供たちも大人たちを見習うでしょう」

キャサリン妃は先日も、ウィリアム王子&ヘンリー王子と立ち上げた「Heads Together」の一環で、新プロジェクト「Mentally Healthy Schools」をローンチ。このプロジェクトは、学校における心のケアやその対策にフォーカスしたもので、ウェブサイトを通じてメンタルヘルス支援に必要なリソースを教員や学校スタッフに提供している。こうした活動がどのような実を結ぶのか、引き続き要注目。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Reiko Kuwabara

From: Harper's BAZAAR UK