『セックス・アンド・ザ・シティ（以下SATC）』のサマンサ演じるキム・キャトラルと、その他のキャストの不仲報道が過熱する中、家族を亡くしたキムにかつての共演者たちが手を差し伸べたことが話題を呼んでいる。
2月4日（現地時間）、SNSを通じて1月30日に行方不明になった弟クリスの行方を捜していることを発信していたキム。
「鍵や財布に携帯電話は家のテーブルに置いたままで、ドアの鍵もかかっていませんでしたし、7匹の犬も家に残されたままです。クリスらしくない行動です。（中略）私にとって彼はとても大切な人です。どうか彼が無事に帰ってこられるよう手を貸してください」
思いもむなしく、それから間もなくして変わり果てた姿で見つかってしまった弟クリスを偲び、キム自らが訃報を発表。
「誠に残念ではありますが、クリス・キャトラルが亡くなりました。私たち家族のプライバシーを守ってくださるようお願いしたいと同時に、SNSでの溢れるばかりの愛に感謝申し上げます」
この発表を受けてお悔みの言葉を贈ったのは、キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーとミランダ役のシンシア・ニクソン、そしてスタンフォード役のウィリー・ガーソン。
サラ・ジェシカ・パーカー（キャリー役）
Instagramの該当投稿にコメントするカタチでメッセージを送ったサラ。
「親愛なるキム。愛とお悔やみをあなたとご家族に、あなたの弟には幸運を送ります」
ウィリー・ガーソン（スタンフォード役）
「1人が傷つくということは、みんなが傷つくのと同じこと。キムとご家族に、愛と力を送ります。私たちも一緒に悲しみます」
シンシア・ニクソン（ミランダ役）
「キム、とても悲しい知らせですね。とても残念です。あなたに愛を送ります」と投稿したシンシア。彼女のメッセージに対してキムは「シンシア、あなたの声が聞けて嬉しかったわ。連絡をくれてありがとう」と返信。どうやらSNSだけでなく、直接連絡を取り合ったよう。
その後、改めて感謝を伝えたキム。
「ファンや友人、そしてセックス・アンド・ザ・シティの仕事仲間たちへ。過去72時間、私たちに送ってくださったサポートを感謝します」
現段階では、カナダ警察は事件性はないとみているものの、今後も慎重に捜査を進めていくそう。また、2012年の2月2日に父を亡くしているキムは、今年の命日にツーショット写真とともにトリビュートメッセージを投稿していたばかり。キムとそのご家族の胸の痛みと喪失感は計り知れない。
