老朽化により現在大規模な改修工事が行われているバッキンガム宮殿。なんと床下から年代もののタバコが発見されたそう!

英国王室は先日、公式ツイッターにタバコの写真を公開。発見されたタバコの銘柄は「Picadilly Number One」、「Player's Navy Cut」、「Wild Woodbine」の3種類。ウェブサイト『シガレット・コレクター(Cigarette Collector)』によると、「Picadilly Number One」はロンドン・カムデンにあるCarreras Cigarette Factoryにて製造、19世紀後半に人気を博した「Player's Navy Cut」はノッティンガムで製造され、1888年に発売された「Wild Woodbine」はイギリスを代表するタバコの銘柄として知られていたのだとか。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

バッキンガム宮殿内及びイングランド国内全てにおいて室内禁煙となったのは2007年。パッケージのヴィンテージ感から、最近誰かが隠したものではないのは明らかだけど、一体誰のもので、何のために床下に忍ばせたのだろう。考えるだけで、何だかワクワクしてしまう。今回の工事で、他にも1889年に発行された英『ザ・イブニング・スタンダード』紙も発見したという。

ちなみにバッキンガム宮殿は、1837年より英国王室の住居となっている宮殿で、築年数は300年以上。AP通信によると、全775部屋のうち一部は60年ほど改修されていなかったらしい。そのためイギリス政府は2016年、約10年かけて宮殿内の電気配線や水道管、暖房設備の交換を行うことを発表。観光客誘致にも力を入れることに。改修工事はまだまだ続くということで、次はどんなアイテムが見つかるのか、今から楽しみ。

この翻訳は、抄訳です。

TranslationReiko Kuwabara

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