ウィリアム王子&ヘンリー王子とともにメンタルヘルス問題に取り組む「Heads Together」を立ち上げたキャサリン妃。その活動の一環でロンドンにあるロウ・グリーン・ジュニア・スクールを訪れ、新たにスタートしたプロジェクト「Mentally Healthy Schools」を紹介した。

このプロジェクトは、ウェブサイトを通じて学生たちのメンタルヘルス支援に必要なリソースを教員や学校スタッフに提供するもの。ケンジントン宮殿によると、ウェブサイトは英国内全ての学校から無料でアクセスすることができ、現在はメンタルヘルスにまつわる「教育」、「リスクと対策」、「ニーズ」、「学校全体のアプローチ」に関する情報を掲載しているという。また11歳未満の子どもたちの10人に1人はメンタルヘルス問題を抱えていることも発表した。

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キャサリン妃は今回、新プロジェクトの紹介とともに「沈黙を破ること」の大切さを子どもたちに訴え、自身のストレスや悩みを人に打ち明けることで、メンタルヘルスに対する偏見をなくし、将来への影響や深刻化を防ぐことができると語っていた。「メンタルヘルス問題は、老若男女に問わず、誰もが抱えています」「私たちは活動を通じ、メンタルヘルスについて話し合うこと、つまり沈黙を破ることで、大きな変化を起こすことができると実感しました」

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早いうちからケアすることで将来に備えることができる。そうした思いを形にしたのが「Mentally Healthy Schools」だそう。現在はイングランドの小学校のカリキュラムに合わせてデザインされているけれど、今後はウェールズ、スコットランド、北アイルランドの教育に合ったコンテンツもアップされるらしい。このプロジェクトにより、イギリスの教育にどのような変化が見られるのか、注目していきたい。

この翻訳は、抄訳です。

TranslationReiko Kuwabara

FromHarper's BAZAAR UK