126日(現地時間)に開催されたThe Hollywood Reporter's 2017 Women in Entertainment Breakfastにハリウッド女優が集結し、それぞれが自身の主張をスピーチ。例えばアンジェリーナ・ジョリーは母親としての心境や、自由を奪われている世界中の女性の現実を語り、ジェニファー・ローレンスは影響力を持つ女性セレブを見習い、自分自身も活動していくことを宣誓。そして、この『The Hollywood Reporter』誌と「ワーナーブラザース」が、今年初めて「ワンダーウーマン・スカラシップ」を給付することに!

この奨学金は、ロヨラメリーマウント大学(LMU)の4年間の授業料だけでなく、授業に必要な書籍代から寮費など、すべてをカバーしてくれるもの! 授与されたのは、なんとすでに大学へ通っている女学生。本人は当日まで何も知らされておらず、完全なるサプライズとなった今回の授与の模様をお届け!

プレゼンターを務めたのは映画『ワンダーウーマン』で大ブレイクしたガル・ガドット。

「私は映画でスーパーヒーローを演じる機会に恵まれましたが、ここにいる若い女性たちこそが本物のスーパーヒーローです。彼女たちは多くのことを乗り越えてきましたし、これからも信念を貫くでしょう。彼女たちが明日のリーダーなのです。ワンダーウーマンの正式な人物紹介はこうです。『悪と闘いながら、人道のポテンシャルを解き放つことを願う』。ワンダーウーマン・スカラシップはある1人の素晴らしい若い女性のポテンシャルを解き放つことを願っています」

「数週間前にLMUに入学した、強い意志を持つ、根性のある彼女。脚本家を目指し、すでに多くを魅了しています。ですが、このスカラシップがなければ大学を続けることができないのです。現代の本物の戦士である彼女は、才能があることを証明しています」

そう紹介されたのはカーラ・アリアノさん。驚き、泣きながらステージに向かい、ガルたちと熱いハグを交わしたカーラさんはスピーチを求められ…!

「どうしよう。もう〜、何かおかしいと思ったのよね! 『どうして私がイベントに呼ばれるの?』と思ったけど。みんな裏でコソコソとしちゃって」

「父に感謝します。私が頑張れるのはパパがいるから。ママ、いつもこけた時に立ち上がらせてくれてありがとう。今は学期末のレポートのことしか頭にないの。もう書かないという選択肢はなくなっちゃった…。えーっと、もうそろそろ切り上げたほうがよさそうですね」

「やっぱり、最後に一言だけ。ここ数週間は自分の成功や、ラティーナ(ラテン系女性)であることをいろいろと考えていたの。『飛ぶための羽根があるのだから、足はいらない』という名言があります。私はここに来られたこと、また、子どもの頃から『私には羽根がある』と教えてもらえたことを幸運に思います。みなさん、ありがとうございました」

これには会場にいた女優たちがスタンディングオベーションを送り、ガルに至っては感涙。将来きっと、素晴らしい脚本家として活躍してくれるはず♡

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。