ブロンドに青い目…そんな欧米版の"典型的な美"を追い求めていると思われがちな『プレイボーイ』誌。ところが実は、創設者である故ヒュー・ヘフナーがとても先進的で個性を尊重する人物だったことは知る人ぞ知る真実。そして現在、26歳という若さで同誌のCCOを務めるヒューの息子クーパーも、父の意思を受け継いでいるよう。

例えば今年の夏に行われた撮影では、1970年~80年代にプレイメイトを務めたモデルたちが、当時の表紙を再現。また、11月号の表紙を飾り、プレイメイトに抜擢されたのはトランスジェンダーモデルのイネス・ラウ。実は初めてトランスジェダーモデルが同雑誌に登場したのは1991年。当時はまだまだ理解の進んでいない時代だったにも関わらず、さすがの英断です。とはいえ、正式プレイメイトとして選ばれたのはイネスが初めてだそう!

そんな多様性を尊重する『プレイボーイ』誌が今月フィーチャーしたのが、プラスサイズモデルのモリー・コンスタブル(22歳)。2012年にInstagramを通してスカウトされた彼女は、すでに多数の有名雑誌に登場しており、「2017年に注目すべきモデル」にも選ばれている将来有望な存在。

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また、彼女は加工をしない自然体な写真を自身のInstagramに投稿することが多く、同誌の撮影でも、ほぼすっぴんでの登場!

そんな彼女は、仕事現場に着くとスタイリストやメイクアップアーティストに驚かれた過去を明かしつつ、『プレイボーイ』誌での撮影を振り返り。

「(どのような体型でも)『モデル』と呼ばれるようになればいいわ。サイズは問題じゃないはずよ、みんな同じ仕事をしているのだから」

そんな彼女の夢は、世界征服! "プラスサイズ初のスーパーモデル"と呼ばれるアシュリー・グラハムが『フォーブス』誌の「最も稼いだモデル」の10位にランクインしたことを考えると、あながち夢物語でもないかも!? 故ヒュー・ヘフナーの意志を受け継いだ『プレイボーイ』誌の改革は今後も続く予感♡