元祖お騒がせセレブといえば、パリス・ヒルトンの右に出る者はいないはず。そんなパリスが先日、元お騒がせ仲間であるブリトニーとのツーショットをTwitterに投稿したところ、ネットユーザーたちから総ツッコミを受けてしまったよう…。
物議を醸したのは、11年前にブリトニーと撮った懐かし~い1枚。この写真のどこに問題が…と思いきや、注目すべきはそのキャプション。
「11年前の今日、私とブリトニーが"セルフィー"を生み出したの」
今やSNSに溢れんばかりのセルフィー(自分を撮影した写真)たち。その発祥は、自分たちが撮った1枚からだと言わんばかりのキャプションに、ユーザーからツッコミが殺到。そして「自分の方が先だった!」と過去のセルフィー投稿合戦に発展…!
▽こちらが、1839年に撮られた初めてのセルフィーと言われている1枚。
▽鏡越しのセルフィーは1910年のものだとか。
▽マドンナも1980年代にセルフィーを撮影。
「いいえ、違うわ。#1985」
「違うよ。これは『テルマ&ルイーズ』よりも前だからね」
▽さらにポール・マッカートニーのセルフィーも。
「違う、ポールが発案者だ」
▽1991年に公開された映画『テルマ&ルイーズ』のワンシーン。
「嘘つき!」
ちなみにBBCによると、「セルフィー」という単語は、2002年にオーストラリアに住む人物が偶然に使ったことが始まりなのだとか。自撮りで切れた唇を写し、「ぼやけててごめんね、セルフィーだから」と書き、新たな単語が生まれたそう。…ということは、11年前の2006年よりも前からセルフィーが存在していたことに。
きっとパリスもジョークのつもりだったであろう今回の騒動。少なくともパリスは、携帯電話でセルフィーを撮ることを流行らせたセレブの1人であることは間違いないようだし、「子どもの頃から使い捨てカメラで自撮りをしてた」と言うほど、セルフィーをこよなく愛していることも確か。何より気の毒なのは、もらい事故となったブリトニーかも…。