大物プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインのセクハラや性的暴行が明るみになり、次々とセレブが声を上げているハリウッド。さらにハーヴェイだけでなく、他にもプロデューサーなどが立場を利用し、女優や俳優にセクハラをしていたことがセレブの告白によって判明しつつある。そんな中、『スター・ウォーズ』のレイア姫役で知られる故キャリー・フィッシャーが生前、セクハラに遭った友人のために立ち向かっていたことが明らかになり、その驚きの方法が注目を浴びている。

ラジオ番組で当時の出来事を告白したのはキャリー・フィッシャーの友人で、ハリウッドで仕事をしているヘザー・ロス。彼女はアカデミー賞受賞経験のあるプロデューサーから性的暴行に遭ったこと、またキャリー・フィッシャーが復讐をしたことを告白。

ヘザーは2000年頃のある日、仕事の話があるからと大物プロデューサーに食事に誘われたそう。そして、クルマに乗った瞬間に被害に遭ったと言う。

「一瞬の出来事でした。私をクルマで迎えに来た彼は、動き始めてから2分も経たないうちにクルマを止めて『助手席のドアのポケットに入っている物を取らせて』と言ったんです。でも彼は助手席の椅子を倒して、その瞬間に私の上に乗りました。さらに片手で私の首を押さえつけてきたんです」

しかしヘザーが抵抗をみせると「一生俺の映画には関われない、車から降りろ」と言われたそう。

走って逃げた彼女は、家族はもちろん、友人だったキャリーにも相談。するとキャリーは、何も告げずにそのプロデューサーのところへ1人で向かったのだとか。

「キャリーはよく"みんなの母親のような存在"と例えられますが、本当にその通りで、私も彼女に守られました。セクハラ事件のことを話したことで、彼女は私の身を案じてくれたんです。そしてその2週間後に、彼女から連絡が…。『彼とスタジオで会ったわ。そこにいるってことは予想してたから、オフィスまで行って、白いリボンがついたティファニーの箱をプレゼントしたの。中身は有名なデリで買った牛の舌とメモよ』と言いました。さらに、そのメモには『もし今後私の友人ヘザーや女性に触れることがあったら、次はあなたのモノを小さな箱に入れて差し上げると書いたの』と話してくれました」

さらにキャリーは「プレゼントを開けた瞬間の彼の顔を撮影しておきたかったわ!」と話したそう。レイア姫は、実生活でも強くたくましい女性だったよう。

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